蜂楽 廻の可愛がり日記。

43cm ページ11

『めぐ、おっきいのいいなぁ』

「俺そんな高くないと思うけど、Aからしたらそっか。43センチは差があるもんね♪
でもAはそのままでいいんだよ」

『133センチ…。めぐの小3の頃の身長…』

「よく覚えてんね〜」


Aと抱きつきながらゴロゴロしてるとき、身長の話になった。
Aはうちに来てから俺との身長差や体格差をやたら気にするようになった。

…俺はどれだけ差が出来ても気にしないんだけどな

この間、親子に間違われたけど。


「べつに気にしなくてもいいのに
あ！話すときクビ痛くなったりする？これからは抱っこして話しようか？」

『…ばかにしてるの』

「えー！？してない！してない！！」

『…だって相手が小さいといろいろ苦労するってテレビで言ってたもん』

「苦労…？」


Aが言うには、どこに行っても親子に間違われたり、夜外にいるとお巡りさんに疑われたり、お酒関係でもいろいろ面倒事が起きたり、セ ックスするとき相手の身体が小さくて思うように出来ずに不満がたまったりそれが原因で別れたり浮気されたり……色々あるらしい。


…そんなことで俺がAに不満を感じるとかありえないよ


『…めぐも思ったりする？
夜に外出るとか、お酒とかはまだないけど、ソウイウコトはもうしちゃってるから…』

「気にしたことないかな。
間違われてもどうでもいいし、俺らがわかってればいいじゃん？
それに、小さいってわかったうえで好きになったんじゃないの？って思うかな。俺は見た目とか身体目当てで好きになったんじゃないし、もしAが俺よりゴツくてデカくてもAのこと好きになってるし、今と同じことしてるよ。だってAはAじゃん？俺は何の不満もないよ」

『…めぐよりでかいのなんて想像できない』

「Aは俺のこと、俺のままでいいって言ってくれたっしょ？」

『うん。だって変なとこも嫌なとこないもん』

「俺も同じ気持ちだよ
変だと思うとこも、嫌だって思うとこもない。
AはAのままでいーのっ♪」



俺はAがいい。
一緒にいるのも、えろいことするのも、出かけるのも、ぜんぶAとがいい。



『めぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ』


Aが俺の首に脚まわして顔に抱きついてきた
おぉ、ダイレクトおっぱいだー
可愛い


「にゃはは♪
こういうこと出来んのも、AがAだからだよ♪」

『めぐだいすきぃ』

「俺も好き。大好き。」







だからずっとAはそのままでいてね

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