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「大丈夫そうだね」
『はい。ありがとうございます、硝子さん』
翌日、五条さんに言われた通りに硝子さんのところへ行った。無事なことを確認して、診察のために脱いだ服を着る。カーテンの向こう側から、五条さんの呑気な声が聞こえた。
「昨日は恵に襲われなかった〜？」
「なんだ。遂にアイツの恋が実ったのか」
『硝子さんまで悪ノリしないでください』
「昨日ここに連れてきた時のアイツの顔はすごかったぞ。鬼の形相だった」
「僕に電話してきた時もすごかったよ〜」
想像はできる。だからこその苦笑い。カーテンを開けると、相変わらず五条さんはニヤニヤして、そして昨日のように優しく私の頭を撫でる。
「じゃあ、Aが無事なこと聞いたから僕行くね〜」
『あ、はい。ありがとうございました』
頭を下げて彼の背中を見送る。「暇だなアイツ」なんて硝子さんがボソッと呟いてからため息を吐いた。多分これから任務だろうけど、私のことを心配してくれて来てくれたのだろう。なんやかんやで優しいのだあの人。
「Aは伏黒のことどう思ってるんだ？」
『え？』
「求婚されているだろう」
『あーいや………まぁ』
「付き合って、じゃなくて。結婚して、だから面白いよな」
面白いんじゃないんだよ。彼は至って本気らしいのだから、困っているんだ。彼は１５歳、私は２０歳。彼とは５歳離れている。この差はどんなに頑張っても縮まることはないのだ。
彼も私も、これからたくさんの人と出会う。今だけの感情で決める訳にはいかない。
『恵はまだ１５歳ですから』
「法的に結婚できない？」
『いえ。彼はこれからたくさんの青春が訪れるんです』
「青春、ね」
そう言った硝子さんは少しだけ寂しそうな顔をしたのは見逃さなかった。五条さんと硝子さんのことは七海さんから聞いていたから少し心が痛む。そして去年の冬のこともあるから余計。
『硝子さんの邪魔しては悪いのでそろそろ行きます』
「A」
『はい？』
「彼のこと、子どもだからだなんて目で見たらダメだぞ」
『………恵はまだ子どもですよ』
フッと笑った硝子さんが軽く手を上げて私に背を向けた。その背中に頭を下げて自室へと戻った。
続く (更新停止中)
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ひお(プロフ) - すごく面白いです！！更新頑張ってください🥹❤️❤️ (3月19日 10時) (
レス) @page30 id: 0a363d0839 (このIDを非表示/違反報告)
421(プロフ) - きゃー😆もうこうゆうの大好きなんですけどー⭐応援してます!更新頑張ってください!プレッシャーかけていたらごめんなさい! (2022年8月9日 0時) (レス) @page23 id: 3223c8ebaf (このIDを非表示/違反報告)
たぴぴ - きゅ。さん» 返事が遅れましてすみません😣 はい、たぴぴで検索して貰ったら、【たぴぴ#呪術廻戦】と言う名前の人が出てきます！同名の人はいないので、この名前の人が私です！ (2022年7月25日 10時) (レス) @page20 id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
きゅ。(プロフ) - たぴぴさん» ありがとうございます、、ありがたいことに呪術の読み手さんはみなさんお優しいようで、、甘えてます、、たぴぴさんで調べたら出てきますかね？？占ツクの使い方ちゃんと理解できてないので探してみます☺︎ (2022年7月20日 21時) (レス) id: 7074ba44c7 (このIDを非表示/違反報告)
きゅ。(プロフ) - gtuysut5843…さん» もちろんわたしもそうです！！！！笑 (2022年7月20日 21時) (レス) id: 7074ba44c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅ。 | 作成日時：2022年5月29日 0時
