青い監獄の敏腕オペレーター【5】

200話 ページ21

コメント欄

【薄々わかっていたけど、Aちゃんクセ強すぎん？？】

【あのノアやクリス、更にはラヴィーニョにも口出しできんの？】

【ふつーに仲良くて微笑ましい】

【ラヴィーニョ、めっちゃ楽しそうなんだがww】




【カイザーたちの神楽を見る視線が怖い】

【神楽に話しかける周りに嫉妬していると仮定】

【いっそ、断定してしまえ】



【マジでこの子何者？】

【翻訳機なくて普通に会話できているの流石すぎ】

【この子の脳内を覗いてみたい】



【翻訳機使用したら、脳の思考が停止するからと言って
使わないあたり、天才味を感じる】


【イングランド棟と再会して、クリスとコントしてほしい】

【ただの願望じゃねーか】

【だが、分かる】



【ルナたちと再会してくんねーかな】

【お前ら、神楽に何を望んでいるわけ？？】



【ソロ生配信してほしい。】

【全部の棟で】

【公式、これ固定コメントにして！】




コメント欄が試合前になのにもかかわらず
荒れていた。選手の素の姿を引き出しているということでAに
今現時点で注目が浴びせられている状態。




「アンリちゃん。ファンからの要望だ。応えてあげよう」

「Aちゃんのソロ配信の準備始めます」



「任せた」




いつの間にか、知名度や人気度が上がっている状態。
このチャンスを絵心は逃がすかと思った。

それもそのはず

Aの親に対するA自身の能力や天才ぶりを
世界に見せびらかせるための計画でもある



「神楽家に中には、Aの未来なんて誰も思っていないだろうからな」





モニターを見ながら
絵心はそういった。




楽しそうに会話をするAの姿を見て
もっとあいつが幸せになれるようにと考えてるのは絵心だけではなかった。

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