195話 ページ16
OP室side
『絵心ちゃんは楽しみじゃないの?
___世界一のFWの誕生にさ』
そういえば、
絵心はしばらくの間考える素振りを見せ私にこう告げた
「オレがそんな堅物に見えるのか」
ストレートに言えば、楽しみなんだと。
もっと顔に出せよなんて思ったが
私も人のことばかり言えないため心の中に閉じ込めておくことにした。
『ロキもルナも
世界一のFWの誕生に関しては興味深そうだったよ』
「あいつらのことは知らん」
『わ、この薄情者〜』
そういえば、絵心は少し静寂になった。
今さら何を考えているんだろうか、この人間は。
「記憶は__」
『大丈夫だよ。。何とかするから』
私のことなんて考えないで。
そう壁を築いた。
「頼んだぞ」
今この瞬間でそう言えるのが、彼らしいな。
「選手たちの極秘情報とか持ってないのか」
『クリスの動画しか持ってないわ』
「例えば??」
『年少期の時に、野良のサッカーボールを
蹴りそこなって頭からこけたやつ』
「拡散しろ」
『らじゃー!!』
OP室に呼ばれた私。
私しか開けることの出来ない認証システムを使用しているはずなのに、何故か絵心は入れている。
『てか、なんで入れてんの?』
「システム操作した」
『え、ロックかけてたよね???』
「おまえの暗証番号が分かりやすすぎる」
暗証番号分かりやすいって言うけどさぁ??
__え、お母さんの命日だよ????
絵心ちゃんは私のお母さんの命日知ってんの??
え、なんで???
あ、お母さん。
元世界アーティスト歌手だったわ。
検索したらヒットぐらいするわな。
ポケットにしまっていたスマホを取り出して、私自身も調べると、見事に検索に出てきた。
暗証番号変えなきゃ。。
『あれ?』
私は気づいてしまった。
「どうした」
『…いえ、なんでもないです。』
__ポケットにいていた鎮痛剤が、、ない。
絵心に私自身の行動について怒られるよりも
薬がないことに対する不安と焦りが
1555人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
AY(プロフ) - とても面白いです!!!私の好みにドストライクでした!これからも頑張って下さい (6月29日 16時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
楓子(プロフ) - 魑魅魍魎さん» ありがとうございますぅ!これから気合を入れて更新頑張らせていただきます!((*_ _) (5月10日 8時) (レス) id: 5e705db2d2 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - 楓子さん» 最高ですね❗❗体調に気をつけて下さい!!頑張って下さい👊😆🎵応援してます✨ (5月9日 11時) (レス) @page32 id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
楓子(プロフ) - 魑魅魍魎さん» ありがとうございます!色々なキャラと絡ませて行きければ良いなと思っております!体調管理に気をつけながら更新していきます、よろしくお願いします✨️ (5月9日 8時) (レス) id: 5e705db2d2 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - 楓子さん» イングランド組の絡みも最高ですね✨♥️無理をしないで下さい( ノ;_ _)ノ応援してます✨♥️ (5月8日 14時) (レス) @page31 id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ