花粉なんかじゃありません ページ48
まだかな、まだかな……
二階にある講義室の窓に肘をかけて先輩を待つ
やっぱりジョンインの言う通りベンチで寝とくべき？
今日は風が強いけど、気温は日に日に暖かくなってる
XM「Aちゃん」
「わっ！はやっ」
XM「だって走ってきたもん」
ほんとだ、肩が大きく揺れてる
「なんで…」
XM「なんでって…Aちゃんが心配だったから」
心配だったなんて、勘違いしてしまうようなこと言わないでください
気付けばミンソク先輩の白い頬に触れていた
XM「…どうした？」
「先輩…」
少し驚いた後、ふわりと笑って
頬にある私の手に自分の手を重ねた先輩
「す、」
XM「す？んー…寿司？」
「じゃなくて…先輩のこと…」
言っちゃう？ここで今すぐ言ってしまうべき？
「…ずっと見てたいです」
あれ？なんか違う
XM「見てたい？僕のことを？」
「あ、いや…じゃなくて、はい」
XM「うーん…ずっとかぁ…」
何だか違う意味で捉えられてるけど、考えてくれてるって事は意味は伝わってるよね？
XM「あっ、交換日記毎日やりたいってことか！」
「え？先輩？」
XM「なんだぁ、そんなこと？だったら全然いいのに」
私の両手をとり、ブンブン振ってる先輩
意味伝わってなかったーー！！
「あは、あはは…」
XM「よし、じゃあセフナ達が食堂で待ってるから行こう」
手はこうやって自然に繋いでくるのにな…
先輩にとってこれが普通なのかな？
「先輩、」
XM「ん？」
「毎日絶対ですよ」
XM「もちろん。もし、Aちゃん見つけられなくても見つかるまで捜し続ける」
もう、ほんと勘違いしてしまいそうになる！
外へ出て、皆がいる食堂へ向かって歩く
XM「風強いなぁ」
「でも丁度いい暖かさですね」
XM「ほんと、このまま時が止まればいいな」
「私もです」
意味は違うけど、思ってることは一緒
ちょっと泣きそうになったけど、バレないように鼻を思いっきりすすった
XM「花粉？」
「違います」
先輩の天然ボケもだいぶ慣れてきたなぁ
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white - 凛さん» 凛さん、いつもコメントありがとうございます！なかなか更新出来ずにいるこの作品を何度も読んで頂けてるなんて…これからもニヤニヤ出来るよう頑張ります（笑） (2014年2月2日 2時) (
レス) id: b8ada247a2 (このIDを非表示/違反報告)
white - ミオンさん» この作品でミオンさんがシウミンペンにならないかなぁ…と考えました（笑）たくさんたくさん天然ボケなミンソク先輩を好きになってください♪ (2014年2月2日 2時) (レス) id: b8ada247a2 (このIDを非表示/違反報告)
white - ゆうネコさん» 無理はしませんｗｗｗ温かく見守って頂けたら幸いです♪ (2014年2月2日 2時) (レス) id: b8ada247a2 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 面白い☆更新されてなくても、また初めから読み直してニヤニヤしてます^_^この作品めっちゃ好き！更新ファイティン！ (2014年1月30日 11時) (レス) id: e95aa6cd48 (このIDを非表示/違反報告)
ミオン(プロフ) - 読んでる間ずっと笑いっぱなし(о´∀`о)しぅちゃんペンじゃなかったのに好きになりそうです(///ω///)♪続き超たのしみにしています (2014年1月29日 19時) (レス) id: 3bef337912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：white
| 作成日時：2013年11月8日 18時
