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陽が沈んだら ym×in ページ1

玄関の扉が開く音がした。

「ただいま」

「やまだ、」

「なんだ、来てたんだ。ただいま」

「おか...あっ」

おかえり、という間もなく、俺は山田の腕の中にいた。

「...好きだよ」

「うん」

外では、そんなこと言わないくせに。こんな時だけ。

山田のことを好きな女の人がいるのも、
こんな恋愛周りは受け入れてくれないのも、この時間だけは忘れていた。

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作者名:れん | 作者ホームページ:https://twitter.com/ren_arinbl  
作成日時:2018年12月29日 17時

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