盧笙先生と素敵な学校生活を送るはずでした。に！

like49 ページ14

バトル当日

いろんな人たちがオシャレして見に来ている場所に
私は、スーツを着て立っていた


「え？なんで？」って？
それはね、研修だからスーツだけで良いかなぁ…あー、一応ジャージ持ってこ
みたいな感じでジャージよりかはスーツの方がいいかなって！てへ☆


『時間あるし、服買ってこよっかな…』

そう呟いたとき肩に手を置かれ『hsっjんdっj』と驚いてしまった。

？「いや、もっと可愛く驚けや」

あれ？この人

『左馬刻じゃあんxじゃいxjs』

左馬刻の名前を言おうとしたら大きな手で塞がれた
あー、そういえば左馬刻人気者だったな。
結構大きな声で言っちゃった、、てへ☆
まぁ、マスクも帽子もしてるから大丈夫だとは思うけど…

「え？あの人左馬刻様？」
「うそ〜！声かけちゃう？」
「てか、あの女誰」

いや〜、私狙われてる〜(((

左「はぁ、こっちこい」

そう言われ私は左馬刻に引っ張られながら関係者席に行く

『え？ここって関係者だけじゃ…？』
左「簓に俺とAにここでみて欲しいって言われたんだよ」
『ほ〜、来てあげてるんだ！やっさし〜』
左「うっせ、沈めっぞ」
『ひゃ〜、怖い怖いw』



久々の左馬刻との会話に盛り上がってると
バトル開始のアナウンスが流れた



次々とバトルが行われて
遂に決勝戦


左「『 簓／盧笙先生 …』」


応援する人の名前をいうタイミングが左馬刻と被り
目が合い笑いあった

その時私が目にしたのは


『零…』


そうか、天谷奴零は煤儀鳥零の別名だったのか…
私はすごく

憎んでるはずなのに

嫌っているはずなのに

どうしても、思い出には勝てないんだ
零さんをみた時私の目から一粒の涙が流れ
その涙を追うよう涙が止まらなかった

左「うおっ、お前どうしたんだよ！？」
『久しぶりに……みた…』
左「はぁ？」
『元気だ……生きてる……変わってない……あの頃と同じまんま』
左「おい、大丈夫かよ」
『分かるように変わんないでいてくれた…』

私は、それを言った時、今までのことを思い返してみた。


『私……話聞こうとしてなかった』

私が勝手に怒って
勝手に家を出てって
勝手に縁を切って

なんも話を聞いてなかった
最低だ……


私はいても立ってもいられず
まだ決着のついていない会場を抜け
ささらんたちの楽屋に行った。
関係者席だったためすんなり通されたが


つい来ちゃったけど何て言えばいいんだろ…


う〜ん、ごめんなさい？
まぁ、そんなもんか

私は言葉を考えながら3人の帰りを待った

like50→←like48

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す