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Kiriyama Side
淳太くんの一言で
みんなの動きが止まった
俺は箸を置いて
前に座る淳太くんと
淳太くんと�陲舛磴鵑剖瓦泙譴萄造�
文ちゃんを見た
文ちゃんは表情を変えず淡々と喋った
そんな文ちゃんとは反対に
�陲舛磴鵑�
困ったような泣きそうな表情に変わっていった
「龍規の舞台をな、観に行ってん
去年の冬頃に
ほんで、差し入れ持って挨拶に行ってん
そんとき、龍規が電話してて
…相手はAやった
盗み聞きはあかんと思ってんけど
聞いてしもて
息子が熱出したから観に行かれへんって」
AはAで幸せな家庭を築いてるんや
そう思ったら俺らが今さら “ 会いたい ” やなんて
きっと迷惑や
「それでも俺はAに会いたいんです
事務所辞めたら関係も消えてまうんですか
俺は友人としてまたAと会いたい」
静かな声やったけど
はっきりとした意思をもってシゲが言った
だれも肯定も否定もできなくて
再び沈黙が訪れる
「もーわからへん」
沈黙に耐えきれなかったのか
頭を掻きながら�陲舛磴鵑�そう言う
その言葉は
俺らの気持ちを代弁してるようやった
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作者名：non. | 作成日時：2018年2月4日 11時
