魔眼蒐集列車の行く場所 (ページ36)

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マスターと■■■■ ページ36

｢腹は空かないだろうが、食事なら用意してある。現代の食事は好むか？いや、やはり妖精だから......花の蜜はいるか？｣

オベロン｢本気でそう思ってる辺り、君って友人公認のバカだったりする？｣

｢本人公認ではないが、天才のくせにバカだとは言われてるな。｣

オベロン｢だよねー。花の蜜はいらないよ、普通の食事で頼む。サーヴァントの身とはいえ、やっぱり舌は肥えちゃうものだからさ。魔力の足しにもなるし、ここでお世話になる間はたくさん食べさせてくれるかな。｣

｢善処しよう。夜の冬木は静かで退屈だが、メリットとしてはセールに群がる人間がいないことだ。そこを突いて、君好みの食材を買ってくる。｣

オベロン｢......まさか、今から？一人で行くつもりかい？｣

｢近所だからな。ブランカもカレーは食べれるのか？......やはり花の蜜？瓶にたくさん詰めたもの、母からもらったぞ。｣

オベロン｢それじゃあ、それをもらっておこうかな。ブランカは虫だからね。あまり遅くならないでくれよ？食べ終わったら見張りはするけど、助けれる保証なんてないんだからね。｣

｢分かってる。最近は身体強化の魔術にも慣れた、早々に殺されることはないさ。｣

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