396話 そういえば温泉沢山あるのに一種類しか入ってない！！ ページ5
｢だから止めろって言っただろ｣
｢中々の破壊力だったな、危うく自我を失う所だった｣
｢やっぱり今日はいい日すぎる……！？明日何か不運な事でも起こるんじゃないか？だって俺にこんな幸せが来るわけないじゃないか……っ｣
｢観音坂さん、お気持ちは分かりますが落ち着いて下さい｣
｢おい銃兎 眼鏡どうした？｣
｢直視出来ないから外した｣
皆 元に戻ったが未だに奇行の理由が分からない……。いや銃兎さんだけ元に戻ってないか……？
皆さんに怪訝な目を向けていると、寂雷さんがコホンと咳払いをし注目を集めた
｢さて、そろそろ時間もありますし上がりますか？｣
『えっ、もうそんな時間なんですか！？』
｢あー、色々と話すのに夢中で他の温泉入ってねぇな｣
｢そうですね。豊富な種類がある様ですし、次の日に楽しむとしましょうか｣
｢A、また別行動となるが問題は無さそうか？｣
『ナカイさんが浴衣を着るのを手伝ってくれるので問題無しです！』
｢それは良かった｣
｢仔猫ちゃんの浴衣姿は楽しみだね！独歩君！｣
｢えっ！？なんでそこで俺に振るんだよっ！確かに た、楽しみだけど……｣
各々ゆっくり温泉から上がると、入ってきた扉へ戻って行く
女性専用の脱衣所に戻れば、涼しい空気が火照った私の体を心地よく包み込む。ワイワイ賑わってた皆が居なくなった事で、しんと静まり少し寂しさを感じるが、一時的な物だし 皆の浴衣姿が楽しみなので平気だ
ひんやりとした床の上をペタペタ足音を鳴らしながら歩くと、音で気付いたのかナカイさんが奥から小走りでやってきた
｢如何でしたか温泉の方は｣
『まだ色んな温泉には入れてないんですけど、凄く気持ちよかったですっ！』
｢嬉しいお言葉ありがとうございます
ではこちらタオルとなりますので、お身体をお拭きになって下さい｣
服を脱ぎ、ナカイさんからタオルを受け取ると体の隅々まで拭きあげる
浴衣を着れる準備が整った頃には、ナカイさんが浴衣を広げて待機していた
その浴衣は純白の生地にさりげなく青い花が散りばめられていた
初めての浴衣に胸が高鳴り目と口が期待で開くのが自分でもわかる
私の興奮具合が伝わったのか、ナカイさんは私に浴衣を着せながら説明をしてくれた
｢こちらの浴衣、青のカーネーションの花が施されております。カーネーション花言葉は“無垢で深い愛”、青いカーネーションには“永遠の幸福”という物があります｣
『ほぉ色によっても変わるんですね！』
397話 これはなんて説明すれば……→←395話 逆とは……！？
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にゃんこ(プロフ) - はい。楽しみにしています。 (2021年8月8日 14時) (
レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 了解しました！確実に出す予定なのでそれまでお待ち下さい！！ (2021年8月8日 12時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 予定でしたら大丈夫です。無理はしないで下さい。焦らずゆっくりでいいです。 (2021年8月8日 10時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 予定はあるんですが、まだ第一回のディビジョンバトルも終わっていないので、結構後になってしまいます！申し訳ありません！！ (2021年8月8日 9時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 私も遅くなってすみません。大阪と名古屋の絡みはありますか？ (2021年8月8日 7時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年7月11日 23時
