395話 逆とは……！？ ページ4
暫く銃兎さんと左馬刻さんが喧嘩していたが、理鶯さんの｢イラつくのは腹が減っている証拠だ｣と言う言葉で直ぐに仲良しさんになった
ちょっと理鶯さんが不満げだったけど……
2人が落ち着いた所で左馬刻さんにさっきの奇行を聞いてみる
『左馬刻さん。何でさっき走ったんですか？』
｢あぁ？｣
私の問いに眉間に皺を寄せると、｢あぁー……｣と唸り始める。そして、視線を迷わせるとブクブク……と顔の下半分をお湯に沈めた
温泉に入ったからなのか耳まで、ほんのり赤い
え……、本当に何があったんですか……！？
｢ふむ……その様子を見るにAの行動が原因だろう。A、左馬刻が走る直前にした事をもう一度小官達にやってくれないか？｣
｢バッ！！やめろっ！｣
理鶯さん曰く、私が言った言葉が原因らしい
凄い必死に左馬刻さんが止めに入ったけど、それ程大好きって言われるのが嫌だったのかな？
どうしようか悩んでいると 銃兎さんに｢出来るだけ先程と同じやり方でお願いします｣と追加注文を頂いた
気分を害したから走ったんだと決めつけた私は、本当に大丈夫か聞くと寂雷さんに｢きっと大丈夫ですよ。私が保証します｣と微笑んだので、息を吸った
__勢いでさっきは言えたけど、改めて言うとなると恥ずかしいな……
『えっと……
まだ距離感は勉強中ですが、皆さんの事 自分の心が出せるくらい大、大、大好きですからねっ！
です……えへへ……』
完コピでは無いけど、伝えたい事は同じ様にに言えた。照れくさくて満面の笑みじゃなくはにかんだ笑みになったけど、そこは許してもらいたい
｢ぐぁっ！｣
｢うぐっ……｣
｢………。｣
｢…ぁ……あぁ…｣
『……えっ…』
やはり気分を害した様で 左馬刻さんは短く声を上げ仰け反ると温泉にバシャンと沈み、銃兎さんは顔を両手で覆い天を見上げ、理鶯さんは腕を組み固まり、独歩さんは目をかっぴらいて呻き声を上げた
私の視界に写る景色は混沌と化した
えっ！？大好きってそんなに嫌でした！？前から言ってる気がするのに……！？
｢ふふっ、確かに左馬刻君がそうなるのも無理ありませんでしたね｣
｢流石仔猫ちゃんだね。僕でもその言葉と笑顔にやられたよ｣
私があわあわしてる中、寂雷さんと一二三さんは無事で混沌としてる皆を見ながらニコニコ笑っていた
『や、やっぱり気分を害したんですかね……？』
｢大丈夫ですよ。逆ですから｣
そう寂雷さんに微笑み返された。いや逆とは……！？
396話 そういえば温泉沢山あるのに一種類しか入ってない！！→←394話 えぇ！？なんで走るんですか！？
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にゃんこ(プロフ) - はい。楽しみにしています。 (2021年8月8日 14時) (
レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 了解しました！確実に出す予定なのでそれまでお待ち下さい！！ (2021年8月8日 12時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 予定でしたら大丈夫です。無理はしないで下さい。焦らずゆっくりでいいです。 (2021年8月8日 10時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 予定はあるんですが、まだ第一回のディビジョンバトルも終わっていないので、結構後になってしまいます！申し訳ありません！！ (2021年8月8日 9時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 私も遅くなってすみません。大阪と名古屋の絡みはありますか？ (2021年8月8日 7時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年7月11日 23時
