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410話 美味しすぎて頬っぺが落ちそうです! ページ19

皆と酒を飲み交わした所でA達は豪勢な料理に目を向ける。

純白の卓布に映える赤のお盆。その上には白に青色の七福神が描かれた陶磁器があり、前菜が丁寧に盛り付けられている
蟹刺しは別の陶磁器に盛られており、食べやすい様に半分の殻は剥かれ、半透明な輝きを持った身が姿を見せていた


「最初から思いましたけど、凄い豪華ですね……。一生見ない景色だと思った……」

「旅館の食事というものは、味だけではなく見た目でも楽しめますね

これがナマコの手毬寿司ですか……興味深い」

「料理もそうですが、皿も中々な品ですね。細かく描写されていて、まさに芸術ですよ」


各々手を合わせた後、好きな物を口にすると、普段味わう事の無い上品な旨み香り食感が五感を刺激した

___ナマコのコリコリとした歯ごたえ、このわたの酒を進ませる塩味、ほのかな甘みと潮の香りを纏った蟹の身が口の中でとろける感覚

全員、表情を綻ばせ感動的な味を堪能する


『美味しすぎて語彙力が無くなるくらい美味しいです……!!』

「成程……ナマコはかような調理法もあるのか……。いい参考になった」

「り、理鶯……?ベースで寿司でも作るんですか?」

「ふふっ」

「いやその笑顔怖ぇよ」

「そういえば、軍人君はサバイバルをしているって聞いたけど、どんな料理をしているんだい?」

「小官は軍人君という名前ではない、毒島メイソン理鶯だ」

「これは失礼したね。じゃあ毒島君と呼ばせてもらうよ」

「あぁ、問題ない。それで料理の話だな

小官はその時に取れた食材を調理している。この前は活きのいいマムシがとれたので、唐揚げにしたな」

『あぁアレ美味しかったですね!弾力があって食べ応え抜群でしたよ!』


__カラン。

左馬刻、銃兎、一二三の箸を動かす手が止まり下へ降りた。その行動に独歩は不思議そうに目を瞬きしながらも料理を食べている


「む?どうしたのだ?」

『あれですかね?毒があるからビックリしたとか?』

「蛇の毒は経口摂取では分解されるので心配はないぞ」

「いやそうじゃねぇんだ、なんだ、その、えっと……」

「す、凄いね……思ってた以上にサバイバーなんだね……」

「彼の生活は中々に興味深いですね……。今度、君の野営地にお邪魔してもいいかな?」

「あぁ歓迎しよう。来る時は一報をくれると助かる。周りには罠が仕掛けられているからな」

「わかりました」

「え、ちょ、先生マジかよ」

「恐ろしい男ですね……神宮寺寂雷は……」

411話 確かに食べにくいですね……っ→←409話 綺麗な宝石みたいです!!



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にゃんこ(プロフ) - はい。楽しみにしています。 (2021年8月8日 14時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 了解しました!確実に出す予定なのでそれまでお待ち下さい!! (2021年8月8日 12時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 予定でしたら大丈夫です。無理はしないで下さい。焦らずゆっくりでいいです。 (2021年8月8日 10時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» 予定はあるんですが、まだ第一回のディビジョンバトルも終わっていないので、結構後になってしまいます!申し訳ありません!! (2021年8月8日 9時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 私も遅くなってすみません。大阪と名古屋の絡みはありますか? (2021年8月8日 7時) (レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2021年7月11日 23時

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