324話 お、置いてけぼり……… ページ32
｢しおり……か。うむ、それなら計画を必然的に立てられると共に学生気分も味わえるな｣
『学……生……！！』
｢Aさんはどうです？｣
『修学旅行は何をするのか分からないですけど 学生気分を知りたいです！』
｢なら決まりだね！
毒島さん、俺が出した案ですからしおりは俺に任せて貰えないですか？｣
｢いいのか？｣
｢はい！
仕事のおかげである程度書類作成は出来るので、行く場所を教えて頂ければ問題ない筈です｣
｢そうか。ならば頼むとしよう｣
｢っ！はい！頑張ります！！｣
｢独歩君がここまでやる気を出すなんて驚きだね｣
｢毒島さんにここまで助けて頂いたんですから、これぐらいしないといけませんよ！
あ、係とかはどうしましょうか？修学旅行という体なら決めないといけないですけど……俺が決めていいんでしょうか……？｣
｢小官は問題は無いが……他の2人がどう思うかは不明だな｣
｢では独歩君がある程度決めて、しおりの試作が完成した後に我々全員で確認をするのはどうでしょうか？皆で意見を言い合えばよりいいしおりが出来ると思いますよ｣
｢そうですね！｣
｢ならば2人には小官が説明しておこう。完成したら連絡をしてくれ｣
｢分かりました！｣
おぉぉ、置いてかれてる私ィ……
しおり というモノが分からないだけで、こうも置いてけぼりとは……
少し寂しくて理鶯さんの袖を引っ張ると、察してくれたのか｢すまない｣と微笑んで頭を撫でてくれた
｢貴女を蔑ろにするつもりは無かったのだ｣
｢お、俺らだけで盛り上がってごめんね！｣
『よく分かりませんが しおり と言うのが出来たら皆で確認するんですよね……？』
｢Aさんにも一緒に確認してもらうのもいいかもしれませんが、それよりも完全に出来るまで楽しみに待って貰いましょうか？｣
『え？お預けなんですか！？』
｢確かに折角初めて見る しおりなんだから、俺の試作を見てもらうより 完成した物を見て欲しいかな｣
『凄く見たいのにィ……
でも楽しみは後に取っておく、と言う言葉がありますから……我慢しますｩ……』
歯ぎしりしながら言うと理鶯さんは｢いい子だ｣とあやす様にまた頭を撫でた
今回は勝手に行動しちゃったけど、次はちゃんといい子で待たないとな。うん我慢我慢。頑張るぞっ
話が終わった所で2人とはお別れをし、理鶯さんと2人で帰った
道中シンジュクで何を買ったのだと聞かれたのでリュックなど旅行に必要な物ですと答えた
325話 しおり会議→←323話 しおり……？栞とは違うんですか？
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おたくちゃん - 確かにwww (2021年5月10日 16時) (
レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 流石にト○ロ本体とは思いませんよw (2021年5月10日 8時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 確かにwwwwwト◯ロ食べたいwwwwwあっ、おにぎりの方ですよ！？ (2021年5月10日 7時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 私は左馬刻様が握ったト○ロが食べてみたいです← (2021年5月9日 11時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 左馬刻様が作ってたおにぎり....たっ、食べたい！！ (2021年5月9日 9時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年4月30日 22時
