323話 しおり……？栞とは違うんですか？ ページ31
｢Aさん、彼らに渡したい物があるんですよね｣
『あ、そうです！』
｢え？渡したい物？｣
寂雷さんに言われビニール袋をガサゴソ漁り目的の物を探す。2人は何だろう？と首を傾げ袋に注目していた
『これ、お仕事お疲れ様です！』
｢こ……これは……カシューナッツと……何だろう？｣
｢それはフィンガーライム、だな｣
｢お2人が仕事を頑張っていると聞いて、彼女が疲労回復に効く物プレゼントしたいと言いましてね｣
『はい！疲労回復にはナッツ類と柑橘類が良いと寂雷さんに教えて貰ったので！少しでも疲れが取れる様にと！』
｢ほ……ホントに…！？あ、ありがと！！｣
｢ふっ、小官がサプライズをしようと思ったが逆にサプライズされるとは……1本取られてしまったな。感謝する｣
良かった！2人共喜んでくれた！
『喜んでくれました！』と寂雷さんに笑顔で言うと｢えぇそうですね｣と微笑み返してくれた
｢毒島さんに仕事を助けて貰ってAさんからプレゼントを貰う……。これだけいい事が沢山あったら嫌な事が一気に来るんだろうな……それはいつだろうか……明日か？旅行の日か？寝坊して置いてかれるとか……？｣
｢独歩君。あまり不吉な事を言うものでは無いよ｣
｢あぁすみませんすみません！｣
・
帰り道は途中まで一緒らしいので、このまま4人で歩く事になった
｢そういえば毒島さん、行く所は決まってるんですか？｣
｢大体は決まっている。だがその日に何処で何をするか等の詳しい所はまだ決められてない
銃兎は計画を決めたいが、左馬刻は面倒だからその場で考えればいいと言い合っているのだ｣
そこまで話が進んでるとは初耳だ。いつその話をしてるのか疑問だが、これもサプライズと受け取り深くは聞かない事にした
｢左馬刻君らしいですが、折角の旅行なのですから計画を立てないと……｣
｢そうですよね……大人数ですから
あ、なら旅のしおりを作るのはどうですかね？｣
『旅のしおり……？本に挟む物ですか？』
｢その栞ではないですよ
旅のしおりというのは、旅行に関する事が纏められた小冊子の事で 学校の修学旅行等に皆で作る物なんですよ｣
｢旅行に行くメンバー、オススメスポットを書いたり 係なんてモノを決めたりしてね
学生時代の旅行の醍醐味なんて言われてるよ｣
2人のの説明で“旅のしおり”という物に心が惹かれる
学校の醍醐味！！？カカリというモノは分からないけどそれも醍醐味ならしてみたい！
324話 お、置いてけぼり………→←322話 さ、さぷらいず……？
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おたくちゃん - 確かにwww (2021年5月10日 16時) (
レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 流石にト○ロ本体とは思いませんよw (2021年5月10日 8時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 確かにwwwwwト◯ロ食べたいwwwwwあっ、おにぎりの方ですよ！？ (2021年5月10日 7時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 私は左馬刻様が握ったト○ロが食べてみたいです← (2021年5月9日 11時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 左馬刻様が作ってたおにぎり....たっ、食べたい！！ (2021年5月9日 9時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年4月30日 22時
