309話 こ、これが本性……なのか…！？ ページ17
聞こえるか聞こえないかの音量で会話していたのに、突然銃兎さんと左馬刻さんが叫び思わずビクッと体が反応する
恐る恐るどうしたのか聞いてみると 何故か左馬刻さんと銃兎さんの表情がにこやかだった
｢今話し合いをしていたんですが お酒は温泉旅行の時に飲む、と言うのでは駄目でしょうか？｣
『旅行の時ですか？』
｢あぁ、先生がいるからお前がもし酒で体調不良起こしても対処出来んだろ？｣
『なるほど……』
｢だから今回は我慢してくれないだろうか？｣
『旅行の時に飲んでいいのなら我慢します！！』
よっしゃ、確実に飲めるぞ！と隅っこから離れ3人の所に行く
そして銃兎さんからオレンジジュースが入ったグラスを貰った
｢申し訳ありませんね、貴女の願い直ぐに叶えられなくて｣
『いえいえ！今じゃなくても飲めるんですから大丈夫です！』
｢まぁ先ずは酒を飲んだ俺らがどうなるかを見て予習しとくんだな｣
『了解です！』
｢では乾杯しよう｣
理鶯さんがそう促し 私達はグラス同士カチンと当て｢乾杯｣と言った
そしてそのままグビッとジュースを喉に通す
オレンジの爽やかな酸味と喉越しの良さで自然と『ぷは〜！！』と声が漏れた
｢ハハッ、言い飲みっぷりだなァ｣
『お酒じゃないですけど雰囲気は楽しまないとですから！』
｢ジュースだと問題は無いがお酒の時は気を付けるのだぞ？一気に飲んでしまっては体に毒だ｣
『了解です！』
・
何故こうなった？
『あの……左馬刻さん……近いです』
｢あぁ？良いじゃねぇかよォ……｣
今の状況を報告しよう
何故か左馬刻さんの胡座の上に座らされ左馬刻さんが後ろからガッチリホールドを決められてます。身動きが取れません
｢珍しいな、左馬刻が酔って甘えん坊さんになるのは｣
｢甘えん坊さんって……
まぁ確かにいつもは酔っても変わらず喧嘩腰ですよね｣
｢うるせぇなァ……砂にすんぞォ……｣
｢そんな表情で言われても怖くありませんねぇ？｣
『左馬刻さぁん 耳元で喋らないでくださいよー擽ったいです』
｢ハハハッ、お前耳の感度は良いもんなァ……｣
『んぅっ！？』
はぁ……と耳に温かい空気が送られ、耳から一気に体が赤くなり変な声が出てしまった
ｼﾞｬｷｯ……
｢色ボケ野郎 現行犯逮捕だ｣
｢左馬刻、何か遺言はあるか｣
すぐ様2人が動き銃兎さんは左馬刻さんの右腕に手錠をかけ 理鶯さんはどこから取り出したのかライフルを頭に突き付けていた
310話 写真で何か忘れてるような……→←308話 ん？先生がどうかしたんですか？
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おたくちゃん - 確かにwww (2021年5月10日 16時) (
レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 流石にト○ロ本体とは思いませんよw (2021年5月10日 8時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 確かにwwwwwト◯ロ食べたいwwwwwあっ、おにぎりの方ですよ！？ (2021年5月10日 7時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 私は左馬刻様が握ったト○ロが食べてみたいです← (2021年5月9日 11時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 左馬刻様が作ってたおにぎり....たっ、食べたい！！ (2021年5月9日 9時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年4月30日 22時
