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307話 20歳を超えているのに!! ページ15

ヨコハマについてテコテコ森の中を歩く
3人の分のお土産買ったけど喜んでくれるかなぁ〜
3人の喜ぶ顔を勝手に想像するとムフフとだらしない笑みが溢れる


理鶯さんのテントが見えてくると共に理鶯さんが誰かと喋っている声が聞こえてくる。声からして左馬刻さんと銃兎さんだ


久しぶりに3人集合か!?と嬉しさで歩く足が速くなった
3人は焚き火を囲んで珈琲を飲み談笑していたが、私の存在に気づくと此方に顔を向け三者三様に「おかえり」と言ってくれた


『ただいまです!』


理鶯さんと銃兎さんの間の椅子が空いていたので、左馬刻さんと向かい合う様に座ると 3人は先ず私の持っているクッキーの箱に触れた


「それは何です?結構大きい箱ですが……」

『シンジュクに行ってきたので皆さんにお土産です!』

「態々買ってきてくれたのか?礼を言おう」

「これはこれは……チーズ味のクッキーですか」

「おぉ酒に合うじゃねぇか」

『ど、どうですか!?食べられそうですか……!?』

「ンなもん お前からのモンだったら食べるっつーの」

「今直ぐに食すと言うのも良さそうだが……酒を飲み交わしながら食すのも良さそうだな……」

「では今から私の家に行きませんか?勿論、向かう途中にお酒や追加のおつまみなどを買って」

「いいのか?」

「えぇ勿論」

「どさくさに紛れてAを泊めさせる策略じゃねぇだろうな?」

「出来ればそうしたいが、どうせお前も酔い潰れて俺の家で寝るだろ」

「まぁな」



帰ってきて直ぐに話が凄く進んだが、どうやらこれから銃兎さんの家に行ってお酒を飲む事になったらしい……!!

酒を飲み交わし、壁無く語り合うシュチュエーション!!本で見た事があると内心テンションが上がる


『あ、あの!わ、私20歳超え確定ですから 一緒に酒を飲んでも……』


期待の眼差しで聞いてみると3人は私に背を向け何やらこしょこしょと小さな会議を始めた



「おいどうする」

「どうするも何も色々と問題だろ」

「だがAは20歳を超えているから法律的には問題無い」

「そうですが酒に酔ったAさんがどんな態度をとるか……」

「ンなもん 体が熱いとか息を切らしながら苦しい とか言うだろ」

「今の発言で決めた。止めさせよう」

「そうだな」



3人が頷くと此方に振り返り銃兎さんが笑顔で言った



「まだ貴女には早いのでお酒は我慢して頂けますか?……いえ、我慢してください」

『何で!!?』

308話 ん?先生がどうかしたんですか?→←306話 優しい人と優しい人



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おたくちゃん - 確かにwww (2021年5月10日 16時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 流石にト○ロ本体とは思いませんよw (2021年5月10日 8時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 確かにwwwwwト◯ロ食べたいwwwwwあっ、おにぎりの方ですよ!? (2021年5月10日 7時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» 私は左馬刻様が握ったト○ロが食べてみたいです← (2021年5月9日 11時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 左馬刻様が作ってたおにぎり....たっ、食べたい!! (2021年5月9日 9時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2021年4月30日 22時

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