547話 できるっできるっ1人でできるっ♪ ページ7
目的地に辿り着き、一旦皆と別れて暖簾を潜る
昨日でバッチし理解したから今度は1人でやってみるぞー！と意気込み、ロッカーの壁がずらりと並んだ空間に足を踏み入れる
昨日はナカイさんがいたけど、今回は誰もいない。とても静かでさっきの賑やかさとのギャップを感じ、急いで着替えを始めた
パパっと服を脱いでさぁ行こう！と扉に向かって歩いていると、途中に置いてあった姿見の自分が視界に入った
おっと忘れてた、絆創膏外さないと
また後で寂雷さんから貰わないとなぁ……なんて考えながらゆっくり剥がしていくと、その下には何も無かった
『あれ？もう治ってる……？』
私ってこんなに回復力あったかな？まぁそれ程軽い怪我だったんだろう、そう簡単に片付けて剥がした絆創膏をゴミ箱に捨て、足を進ませる
ガラガラッと高鳴る気持ちを表す様に勢い良く扉ををあけると、まだ皆着替えているのか誰もおらず、扉の音だけが反響していた
皆まだなら気になる温泉でも探してみるか……
鼻歌を反響させながらかけ湯をした後、どの温泉に入ろうか探検を始める事にした
・
――一方その頃
Aと別れた後、俺らは昨日と同じ様に温泉に入る準備を進める。唯一違うところと言ったら、童貞みてぇにソワソワしてねぇところだな
理鶯は理鶯で鼻歌を歌ってやがるし、銃兎は銃兎でふふっと笑みが零れまくってる。まぁ俺様も耐えようにも口角緩んでるが……
｢随分と機嫌がいいですね左馬刻｣
｢それはテメェもだろ。さっきから笑ってて気持ち悪ぃ｣
｢それは失礼しました。着替えながら今日の事を振り返ると内容が濃かったと感じましてね｣
｢あぁそうだな。多少のハプニングはあったが、楽しく過ごせた。自然と笑顔になるのも無理はない｣
｢まだ明日があンだから今日で満足してんじゃねぇぞ｣
ハッ、と笑いそういえば2人は当たり前だと言わんばかりに｢あぁ｣と頷いた
さて、俺らは準備が整ったし先生ン所行くか
またあのホストがはしゃいで時間かかってんのかと様子を見に行けば、3人で話し合いをしている最中だった。そして何故かホストはジャケットを着ていた
俺らに気付いた先生にジャケットはいらねぇだろと言えば、リーマンが不安げ目をホストに向けた
｢大丈夫だよ。彼女の前ではちゃんと脱ぐさ。でもこれだけは時間が必要なんだ。僕が覚悟を決める時間がね｣
そうおもむろにジャケットを脱いで、俺らに背を向ける
――その真実に俺らは息を飲んだ
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にゃんこ(プロフ) - そうですね。お互い気をつけましょうね。 (2021年10月23日 19時) (
レス) id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこさんいつもありがとうございます！はい！体調は全然大丈夫です！お気遣いありがとうございます！にゃんこさんも最近肌寒くなってきてますので、風邪などにお気をつけ下さい！ (2021年10月23日 19時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - おたくちゃんさん» おたくちゃんいつもありがとうございます！！こちらこそついていきますよ姉貴！！←←← (2021年10月23日 19時) (レス) id: 3de0358234 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - こんばんはです。刹那さん更新お疲れ様です体調とか大丈夫ですか？ (2021年10月23日 18時) (レス) @page11 id: 37a2cce778 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 続編おめでとうございます！一生ついていきます姉貴（？） (2021年10月23日 18時) (レス) @page11 id: f5fd602faa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2021年10月23日 15時
