【ヒプマイ】オートマタ・イストリア -11章- Welcome to Toto Dreamland！！

572話 ぐぬぬ、漢字が多いと字がおっきくなってしまう……！！ ページ32

それから圧との攻防戦
3人は何故か気になる様で、カマをかけたり、物で釣ろうとしたり、あの手この手で聞こうと大人気なく奮闘していた

ちょっと面白いし、可愛いなぁなんて思っちゃったり。まぁ圧が凄いから怖くもあるけど……

でもこれは2人だけの秘密。絶対に口を割りません！


その意志の強さに負けたのか、30分もすれば不満げな表情で自身の日記と向き直した。私はもう日記は完成したから、皆に見られ軽く弄られたりとかして、時を過ごした


暫くして3人も書き終え、寝る準備を始める
寝る場所は昨日と一緒。両サイドに銃兎さん左馬刻さん、上に理鶯さんというTの字の特殊な形

理鶯さんはその場所にムスッと圧だけで異議を唱えてたけど、いつも一緒に寝てるから譲れと2人に言われ渋々布団の中に入った


明日が楽しみで寝れるか不安だけど、モコモコとした柔らかい布団の中に入れば、上から掛かる圧がとても心地よくて、今日の疲れもあってか瞼が段々重くなる

――と思ったら



『……あの、左馬刻さん？銃兎さん？』

｢どうかしましたか？｣

『近くないですか！？』

｢なぁに言ってんだよ。昨日もこうしてたじゃねぇか｣


ある程度の距離があったのに、2人が私に密着する位に近づき抱きしめられた。2人の良い匂いと落ち着く温度にいい夢を見れそうだが、心臓はそんな事を許さない

瞼もめっちゃ軽くなったし口から心臓が出そうなんですが！？


『いや、昨日は酔って――』

｢大丈夫ですよ、気にしないで下さい｣

『いや気にしますよっ！！』

｢……殲滅する｣

『理鶯さんマイク仕舞って下さいッッ！！』



昨日は気付かない内に寝ていたけど、今日は3人に睡魔が襲ってくるまでガヤガヤ盛り上がってしまった
まだまだ続く旅行で舞い上がってるって言うのもあるかもしれないけど、3人でラップバトルを始めるのは流石に行き過ぎな気がしますっ！！







◇







旅行2日目。今日は中々濃い一日でした！ハプニングもあったけど、そのおかげで一二三さんは前進出来たし、やっさんという懐かしく感じる人にも会えました！
その後に凄く素敵な浴衣を来て、皆とお祭りを楽しみました！皆で御籤を引いて結果は大吉！！これはお守り確定です！！
お化け屋敷は怖かったけど、その後に素敵な物も頂いて、花火を見たり、楽しんだり！！皆笑顔で幸せな時間でした！
やばい1ページじゃ収まらない！一二三さんの事も書きたいけど、これだけじゃ足りません！！
独歩さんもう1ページ下さい！！

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