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プロローグ ページ1
『はぁはぁっ……はぁはぁっ……』
少女は走る
怖い物から逃げる様に暗闇に包まれた森の中を駆け抜け、光が見える場所へ向かう
帰る場所は無く
出来る事はただ走るのみ
だが───
外に逃げれたとして何が出来る?
言葉でしか聞いたことがない外の世界
教えて貰ったことは本当の事なのか?
その知識を活かせば生きていけるのか?
何を頼ればいい?そもそも何者かも分からな
い自分を助けてくれる存在なんているのか?
もし───
もし助けてくれる人がいるのなら……
手を差し伸べてくれる人がいるのなら……
存在を認めてくれる人がいてくれるなら……
────私は全てを捧げます。
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作者名:刹那 | 作成日時:2020年12月14日 12時