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理想その9【琳樹 茜音】 ページ10

部活も終わり、暇だなーと思いながら寮内を歩いていた私
すると、前方に見知らぬ男の子がいた


え、此処は女子寮なのになんで男子が?

……もしかして変態?←


取り敢えずその子に声をかけてみる
すると若干驚きながらこちらを振り向いた


黒髪に赤いメッシュ
黄色い瞳に目元のホクロ
髪で隠れている左眼


もしかして、この子が新しく来た希羅軍の子かな??

話してみると、やっぱりそうだったみたい
此処にいたのは迷子だったかららしい

そりゃそうだよね、来たばっかなのに学院内が分かったら凄い
と言うか逆に怖いよ←


月夜くんを男子寮に案内しながら、この学院のことや叶音のことを話していた


「茜音先輩って、双子の弟さんがいたんですね」
「そうだよー。…君は現実に兄弟とかいた?」
「え……現実??」
「えっ…」
「?あの、それってどういう意味なんですか??」
「いや、…君もあのお伽噺知ってるよね??」
「お伽噺……?」


すると、突然月夜くんが声にならない悲鳴を上げた
苦しそうな顔をして、頭を抱えている

そして


「月夜くんッ!!」


月夜くんは倒れ込んでしまった
地面に接触する前に支えようしたけど、私の身体では支えきれなかった


それよりどうしよう
私じゃ月夜くんを運べないし、第一月夜くんの部屋がどこなのかも分からない


「茜音ッ!どうした!?」


困っていると叶音がこちらへ走ってきた
月夜くんが倒れたことを話す


「取り敢えず俺の部屋に運んで置くからお前は先生を呼んで来いッ!!」
「うん!!」


叶音に言われた通り、先生を呼ぶ為に走り出す
希羅の女子寮まで行き、綺羅先生のいるであろう部屋へと入った


「ッ綺羅先生!!っは、月、夜くんが、月夜くんが……ッ!!」
「落ち着いて………、何が、あったの……?」
「はい……。実は、月夜くんを男子寮に案内していたら、急に倒れてしまったんです。
今は叶音が自分の部屋に運んで、多分ベッドで寝ていると思います…。」
「……分かった。すぐに行くから………先に、部屋へ行ってて……」
「分かりました。」


失礼します、と部屋を出て、叶音の部屋へと向かった

理想その10【琳樹 叶音】→←理想その8【月夜】



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緋彗(プロフ) - 月八さん» 消えてたよー!!ごめんね (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
月八(プロフ) - 緋彗さん» え?消えたよ!? (2016年7月22日 22時) (レス) id: a848845adb (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - あ、消えてる (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - 月八さん» うそん。消えてなくない??私にはまだあるように見える← (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
月八(プロフ) - 緋彗さん» おk!消したよ!! (2016年7月22日 22時) (レス) id: a848845adb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月八 x他5人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年7月5日 21時

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