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理想その10【琳樹 叶音】 ページ11

今日の部活が終わったため、自分の部屋へと戻っていた時だった


「月夜くんッ!!」


茜音の叫ぶ声が聞こえてきた

多分あっちの方だな……
俺は急いで茜音のいるであろう場所に向かう


「茜音ッ!!どうした!?」


見るとそこには倒れている男と茜音の姿
聞いたところ、希羅にきた新しいヤツ……月夜が倒れたらしい

俺は茜音に先生を呼んで来るように指示し、自分は月夜を運ぶことにした
多分早めに運んだほうがいいな

月夜を背負って自分の部屋まで運び、ベッドに寝かせる
……一応看病とかした方が良いのか?

だが、ここにはそんな道具はない
…自分の異能を発動させるしかないか


【異能力・shining art】


指先から光の粒子がサラサラと出てくる
それの粒子で空中に看病するのに必要なものを描き、実物化させる

取り敢えず水とタオルぐらいか
だが、看病の仕方がわからない

今までする側じゃなくてされる側だったからな……
茜音なら分かるだろう

早く来てくれ、茜音……

丁度その時、茜音が俺の部屋の扉を開けた

「茜音、先生は?」
「すぐに行くから、先に行ってって言われた。……ん?叶音、そのタオルとかって何?」
「一応看病とかした方が良いかなと思って準備した。けど、やり方が分からないから、
茜音が来るのを待ってた」
「叶音は看病したことなかったもんね…。分かった。やるからそこ代わって?」


テキパキと慣れた手つきで作業をこなしていく茜音
……まるで母さんみたいだな←

しばらくすると、綺羅先生と紅先生がやってきた


「やあ、二人とも。」
「紅先生もいらっしゃったんですね。すみません、叶音の部屋こんなに散らかってて…」
「そんな散らかってないだろ、茜音。」
「ははっ!相変わらず仲がいいね、二人は。」
「……茜音さん。どうしてこうなったか、教えてもらえる………?」
「あ、はい!!」


それから茜音は倒れるまでの経緯を詳しく話した。

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緋彗(プロフ) - 月八さん» 消えてたよー!!ごめんね (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
月八(プロフ) - 緋彗さん» え?消えたよ!? (2016年7月22日 22時) (レス) id: a848845adb (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - あ、消えてる (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - 月八さん» うそん。消えてなくない??私にはまだあるように見える← (2016年7月22日 22時) (レス) id: 898aa6576d (このIDを非表示/違反報告)
月八(プロフ) - 緋彗さん» おk!消したよ!! (2016年7月22日 22時) (レス) id: a848845adb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月八 x他5人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年7月5日 21時

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