1話 ページ2
『え…』
あの瞬間から私の中で何かが芽生えた
死と隣合わせの兵士という職業で国のために戦う兵士達
剣を振るう兵達
情報を集める兵達
それをまとめる幹部様
それを指揮する総統様
なんてカッコいいんだ…
＿＿私も一般兵になりたい！
僅か6歳の女の子がここまで魅了されるのは珍しいかもしれない
それに私は入隊することは”不可能”だから…
その事実を知った時は言葉が出なかった
でもしばらくして思った
＿＿正攻法でいかなければ良いのではと
思い立ったらすぐ行動
私は軍への入隊を親に許可されるために必死に頭を下げた
立派な兵士になるために独学で訓練もした
正攻法ではないやり方をするために＿＿も練習した
そしてついに…
『やっと、試験を受けれる！』
ここ我々国の一般兵士応募会場の前で私、いや”俺”は足を止めた
近くの水辺に映る自分の姿は、何年か前まで長かった髪をバッサリ男のような長さまできった俺だった
そう、女とバレなければ良いのだ！
この日のために声真似の練習、早着替え、晒の巻き方…はほぼ必要なかったけど…
…まぁ、とにかくだ！
私は一般兵になるために男のふりをして一般兵を目指す
ずる？犯罪？
知るかボケ
それでも私は一般兵になりたい！
この思いを止めようと思った人たちを振り切って私は今ここに立っているのだ！
俺は足を一歩踏み出す…
絶対に試験に受かってみせる！
『広いな…』
因みに先程と違いしっかり男の声を出してます☆
まぁ、それはさておき
初めて城の中に入ったけど広い
と言っても今いるのは外の訓練所？みたいなところしか来てないんだけど…
たしかここにいれば試験監督の方が来て、一次試験は体力テストだったっけ
50m走、握力、シャトルラン、反復横跳び等その他諸々の結果でポイントがつく
二次試験が対人戦
同じく集まった人たちと戦っていって、ランキングでポイントつく、試験監督が伸びしろがあると思われたらポイントが加算…だったっけ？
三次試験が面接
幹部様直々に面接されるらしい
もちろん内容は知らん！
いい結果が取れたら良いな
ゆっくりと認められていって、前線で戦って…
mob「あ”？なんでここに子供がいるんだ」
そんなバラ色の妄想を膨らませているときだった
＿＿あ”？誰がちびやとゴラ？
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猫S(プロフ) - 待ってください、めっちゃ好きです。マージーで好きです。頑張ってください (4月30日 0時) (
レス) @page6 id: fcd9d1bdb5 (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈 - いや！好きですわ！頑張ってください！！ (2022年5月22日 14時) (レス) @page3 id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
まるく(プロフ) - 軍パロ大好きなんです！これからも更新頑張って下さい‼ (2022年5月22日 10時) (レス) id: b5b6bccbdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMA | 作成日時：2022年5月22日 10時
