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「北山、すきだよ。」
俺は北山の顔に自分の顔を近づけた。
唇が触れるか触れないかの距離。
お互いの息遣いを感じる。
と、そのとき。
インターホンが鳴った。
「藤ヶ谷、めし。」
「だね。」
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「頂きます。」
俺たちは届いたばかりの蕎麦を頬張った。
「美味い!!」
「だろ?」
北山の笑顔を眺めながら食べる食事は特に美味しく感じる。
「これからご飯は俺も作るから。」
「北山、作ってくれるの?」
「俺も一人暮らし長いからな。」
「ありがとう。嬉しい。」
嬉しさが込み上げて、つい口元がにやけてしまう。
「藤ヶ谷も可愛いところあるんだな笑」
「北山には負けるよ。」
他愛ない会話。それだけでこんなにも満たされる。
俺は北山が大好きだ。
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ちび(プロフ) - めっちゃ楽しかったです。続き待ってます、藤北って昔ドラマしてましたよね、あれを思い出しましたわ⚪︎ (2023年3月14日 9時) (レス) @page26 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
裕子 - キスマイ大好きです。特に横尾さんが大好きですが、メンバー皆大好きです。よろしくお願いいたします❗️ (2022年12月25日 19時) (レス) @page11 id: 8dd21b1347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2022年11月12日 23時