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外の空気をゆっくりと吸う。

「はぁ、」

なんでか、どっと疲れた。
手には藤ヶ谷への誕生日プレゼントの紙袋を提げ、俺は帰路に着いた。


藤ヶ谷は喜んでくれるだろうか?
受けとってくれるだろうか?



ネックレスにした、本当の理由。


“ 藤ヶ谷が俺だけをずっと見てくれるように。”


恥ずかしくて、言葉では言えるわけが無いその想いを俺はプレゼントに託すことにした。



『誕生日プレゼント』end

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作者名:ルナ | 作成日時:2022年9月4日 17時

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