検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:41,225 hit

110 ページ10

「北山、寝た?」

反応はない。
その代わりに、北山の頭を優しく撫でると寝息が聞こえてきた。
どこでも眠れることは北山の特技だと思う。

「俺より年上には見えないなぁ。」

北山の実年齢よりも幼く見える寝顔を眺めながら俺は呟いた。
俺は目を閉じながら、ドラマ撮影が始まった頃を思い出していた。

ドラマの共演が決まった当初は、北山への気持ちをどう隠そうか、そればかりを考えていた。
まさか、北山も俺と同じ気持ちだったとは思いもよらなかった。
今、隣で彼の寝顔を独占できることは俺にとって奇跡だ。


北山からもらった誕生日プレゼント。
どんな顔をして選んだのだろうか?
想像すると愛おしくて堪らない。
ネックレスを選んだということは、北山は俺を束縛したいのかな?と思ったり。笑
北山からなら大歓迎。
だけど、俺の方がその数倍、いや、何十倍彼を束縛したいし、独占したい。
俺は相当、嫉妬深くて、めんどくさい。

北山の誕生日は9月。
俺からは何をあげようか?

111→←109



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
332人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , 藤北 , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちび(プロフ) - めっちゃ良かったです。翔と透に藤北の二つの物語、藤がポロっと告白した件叫んじゃいました、このドラマめっちゃ見たいですわ藤北最高ですね。可愛いのもあざとい感じも素晴らしかったですわ、ぜひ続編をお待ちしてます、藤北も一緒に暮らすんですかねそれも良いですね (2023年3月30日 15時) (レス) @page37 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルナ | 作成日時:2022年8月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。