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「北山、俺のポケットから鍵だして?」
「ん、どっち?」
「左。」
北山は鍵を取り出すと、玄関の鍵を開けた。
「ただいま〜」
誰も居ない部屋に向かって、北山が言った。
「おかえり〜」
俺も部屋に入るなり言った。
「今日の藤ヶ谷は機嫌いいな。」
「北山とずっと一緒だからかも。」
「ん、そうか…/」
「好き。」
俺は北山を後ろから抱き締めた。
「ここ、玄関っ/」
「待てない。」
「ん……/」
俺は北山の背中に手を這わせた。
彼の身体がビクッと動く。
そのまま、俺は彼の耳にそっと息を吹きかけた。
「ぁっ…/」
「北山、可愛いね。」
「ふじがやが、するから…」
「北山は前向いてていいよ。」
俺は耳元で囁く。
「むり、だって…/」
俺は北山の耳を甘噛みする。
「あぁっ……/」
北山の声が色っぽくなる。
そろそろやめないと、俺の方が止められなくなりそうだ。
「寝よっか。着替えてくるわ。」
「ちょっ、藤ヶ谷…」
俺は煩悩を振り払うかのように、寝室へと向かった。
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ちび(プロフ) - めっちゃ良かったです。翔と透に藤北の二つの物語、藤がポロっと告白した件叫んじゃいました、このドラマめっちゃ見たいですわ藤北最高ですね。可愛いのもあざとい感じも素晴らしかったですわ、ぜひ続編をお待ちしてます、藤北も一緒に暮らすんですかねそれも良いですね (2023年3月30日 15時) (レス) @page37 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2022年8月15日 13時