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理性か、本能か 5 ページ37

「このキス魔/」

「それ褒め言葉。」

「うっ…/」

潤んだ瞳で俺に挑んで来た彼を軽くかわすと、悔しいそうな顔で彼は俺を睨んだ。
それは俺には逆効果。
ますます性癖に刺さる。

「ねぇ、そんなに襲われたいの?」

「なわけ、ないだろ!/」

「そうなんだ、残念。」

俺はそっと彼を起こして、背中に腕を回して優しく抱き締めた。

「痛いことしてごめんね?」

「だから、いちいち耳元で言うな/」

「北山くんの反応可愛いからついね。」

「ついじゃない…/あー、もう//」

「ふふっ。いつでも恋しくなったら呼んでね。また気持ちよくしてあげる。」

顔を真っ赤にしている彼を残して、俺はベットから降りキッチンへと向かった。

「飲み直そうか?」

「ん、/」

結局、その日は朝まで2人で飲み明かした。

さよならのかわりに 1→←理性か本能か 4



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作者名:ルナ | 作成日時:2020年3月25日 1時

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