暗殺チームのお嬢様は……3 (ページ2)

今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:2,888 hit

61 ページ2

ア「おい、A……」

ジョ「Aこちらへ来て頂けますか？」

ア「おい……」

ト「A〜こっちへいらっしゃい！」

ア「……」

あれから三日、Aはアバッキオとは口を聞いていない。

Aは何を言えばいいのか分からないし、アバッキオの方は護衛チーム全員から邪魔をされているからだ。

(さすがに、落ち込んでるみたいなんだよなぁ……)

恩人だった人からあんな事されて驚いた、でもどこか内心嬉しいと思った気持ちもある。

それでも自分に価値がないからときっと勘違いか気の迷いだろうと心に言い聞かせている。

メ「A〜！！遊びに来たぜぇ！！」

ドアが勢い良く開いたと思えばメローネがポーズを決めながら立っていた。

「え？何しに来たの？帰ってどうぞ」

メ「辛辣っ！だがディ・モールトいい！！」

「ああ、手に負えないへんたいが来ちゃった……」

天を仰ぎ、目に手を置いて放心する。

しかもなんか持ってるじゃん嫌な予感がする。

ブ「メローネ、君は何をしに来たんだ？」

メ「Aにプレゼントと仕事を頼みに来たんだ！暗殺の依頼が来ててな！」

これ書類と時間とプレゼント！とメローネから渡されたそれを広げれば驚くものが入っていた。

下着だった。