強い君を守りたい ページ5
ヨナ「ど、どうしよう！！A…っ！そんな、庇ってくれたのに怪我しちゃった…っ！」
ハク「おい！医者はどこだ！？冷たい濡れ布と火傷の薬をもってこさせろ！！」
ヨナとハクは酷く慌てていた。
ハクは迅速に手当をさせるように報せを出していたが、ヨナなんかは泣きそうになってAの手に触れたいけど触れられないような動きで涙を浮かべていた。
ヨナ「痛いよねっっごめんなさい…！、私が、調子に乗っちゃったから…っ」
だけど、Aは涙を浮かべてもなければ騒いでも無かった。
それどころか…。。
『ヨナ、怪我はないの？大丈夫だった？』
ヨナ「え…っ？な、無いわ！！と言うかA！いまけがをしてるのはあなたなのよ！？」
そういうヨナを暫く見つめたAはヨナの手をとった。
『そうだけど…
ヨナを守れたもの…/』
スウォ「…っ！」
そう言ってAは微笑んだんだ…。
スウォ「(初めて、私たちの前で笑った…。ヨナを守れて、笑ったんだ…っ)」
そして、私は静かに、酷く後悔した。
スウォ「(どこも、、弱くなんて無かったんだ…。)」
スウォンが驚愕に浸っている間、ヨナはAの言葉に涙を浮かべて、ついに泣いてしまう。
そして、そんなヨナにAは慌てふためいていた。
ーーAの火傷の手当てをすると、医者は…
医「熱湯を被った訳ではありませんので、軽いやけどですよ。この軟膏で、明後日には治っております。」
ヨナ「よかったぁ…っ」
『もう泣かないでヨナ。本当に平気だから』
ハク「でもだからってこんな無茶しねぇで下さいよ。こいつを庇ってやるなんてそんな心優しい事しなくてもいいですから。こいつの自業自得ですから。」
ヨナ「なんですってえ！？ハクっ！お前はもう少し言い方とか考えなさいよっ！」
そんな風に、いつもの元気を取り戻すと、二人は喧嘩をはじめて…
そんな二人を、Aは微笑ましそうに…、だけど、ちょっとだけ、羨ましそうに見ていた。。
だから、私は…、、
スウォ「じゃあ、Aがヨナを守ってしまうなら…私がAを守ってあげます！」
『…っ？！』
Aは、それはもう酷く驚いていたようだった。
でも、そうだ…。
スウォ「(Aは弱くなんて無かった…。ちゃんと強い人だ…。でも、その力を自分の為には使えない…優しすぎるんだ。。ならば、この人こそ…守ってあげなければ…いや、私が守りたいんだ…)」
スウォンは、暫くAを愛おしげに見つめていた…
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れ(プロフ) - 大好きな小説です、、、、更新が日々楽しみです！（＾∇＾） (2021年9月25日 10時) (
レス) @page45 id: 209bb49b1a (このIDを非表示/違反報告)
fruit - とても面白かったです 続きめっちゃ楽しみにしています。 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続きが楽しみです 頑張って下さい (2021年7月9日 17時) (レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！ (2021年5月25日 2時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
まなむ(プロフ) - 待ってました！！続き楽しみにしてます^^* (2021年5月24日 16時) (レス) id: 5ac4c05584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2020年2月7日 0時
