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実弥視点
合同任務でAが怪我をした
藤の家紋の家に着いて手当てをした後、よっぽど人と居るのが嫌なのか腕の力でなんとか外に行こうとしていた
流石に怪我人は中いた方がいいということで俺が変わりに外に出る事にした
御館様の前では話すのだが、俺達を前にすると全く話さない
・・・俺達を嫌っているのか?
そんな事を考えていたら、障子が開いた音がした
貴「・・・」
Aが居たが相変わらず無口
どうかしたかと聞くと中に入れと言わんばかりに服の裾を引っ張ってくる
・・・可愛いな、おい
一応確認してやっぱり中で寝る事になったため、布団を敷いているとまた裾を引っ張られた
不「今度はなんだァ?」
しゃがんで目線を合わせると
貴「・・・助けてくれて・・・ありが、とう」
と、声に出してお礼を言ってきた
初めて話してくれた感激と、必死にお礼を言おうとする姿が愛らしかった
クッソ可愛いなぁ・・・
顔が赤い事が分かるほど自分自身照れているのが分かる
みっともねぇ姿を見せねぇように手で顔を抑えていると返事がない事に疑問を思ったのか、今度は苗字だが、名前を呼んでくれた
貴「不死、川?」
あぁー・・・
俺はこいつに随分と惚れ込んでるなァ
抱き締めてぇ・・・
なんとか返事をすると、俺が次の言葉を発するまでAは待っていた
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九狐 - むいくんゆうくんかわええ〜。これからも頑張ってください(*´ー`*) (2019年11月18日 9時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 応援してます。頑張って下さい! (2019年10月16日 2時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 面白かったです無理せずに体に気をつけて更新頑張ってください (2019年10月15日 1時) (レス) id: 4899b109d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 | 作成日時:2019年10月14日 5時