闇柱は人間不信なようで･･･

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貴方視点




藤の家紋の家に着くと部屋に通され、手当てされた


それよりも･･･
何故同じ部屋なんだ

視線で訴えていると、分かったのか不死川が口を開いた



不「･･･仕方ねぇだろ、鎹鴉に聞いたら一部屋しか空いてねぇし。かといってそのままにするのもダメだろ」

貴「･･･」



不死川のお陰で無事なのだから感謝しないといけないのだが、こればかりは嫌だな


不「?!おい!動くな!どこ行こうとしてんだよ！」

貴「･･･」

不「はぁ･･･しばらくはここにいるが寝る時とかは俺が外に出る。それでいいだろ」



･･･何故他人をそんなに心配するのだろう

私には理解できない




夜になり、宿の人に風呂を手伝ってもらった


その後はご飯を食べると不死川は外に出た



･･･









しばらく考え、障子を開けた


･･･スッ




不「･･･どうかしたか」




貴「･･･」ｸｲｯ



中に入るように服の裾を引っ張った


不「･･･いいのか？」

貴「･･･」ｺｸﾝ



不死川は部屋に入ると、布団を敷いた


貴「･･･」ｸｲｯｸｲｯ

不「今度はなんだァ･･･」



貴「･･･









助けてくれて･･･



ありが、とう」



･･･俯いてしまったが、ちゃんと伝えられた･･･と思う





？返事がない･･･




顔を上げると不死川が耳まで真っ赤にし、手で顔を隠そうとしていた


？怒っているのか？

？体調が悪いのか？



貴「不死、川？」

不「あー･･･聞こえてっからちょっと待ってくれ･･･////」

貴「？？･･･」

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