【銀魂】約20年封印された九尾 二

四十九 ページ6

阿伏兎視点



あの時、迷いもせず前に踏み出したお前を止められなかった


俺もお前と一緒だったからだ･･･

帰る場所なんてねぇ、前しかねぇ
第七師団はそんな連中だった


だから脇目も振らずに進むお前に

先陣切って掛けてくその背中に


俺達は惹かれたんだ･･･


空っぽだろうがなんだろうが強さを追い求め、ひたすら突き進むお前の姿は、
どんな死地でも不敵に笑い戦うお前の姿は、

俺達の誇りだった



そいつが咎なら、その責はお前を止められなかった俺が負おう

だから･･･


団長、笑えよ


阿「らしくねぇ面で戦ってんなぁすっとこどっこい」ﾌｯ

神威「･･･」


一瞬何か思い出したような顔をしたが、直ぐに顔を顰め拳を振り下ろそうとした時


団長の妹とメガネが止めに入った



神楽「神威ｯ、もう何も奪わせない、何も失わせない

私は、私達がお前の中に残った最後の名前を


バカ兄貴を守るｯ!!!!


だからお前も、そんなもんに負けてんなｯ!!!」



アイツら･･･


あの侍にやられた後、団長にやられたからもう体は動かなかった

すまねぇな、A
せっかく手当してくれたのにな

ボロボロになっちまったよ


･･･A、今団長を止められるのは団長の妹とおめぇが一緒じゃねぇと止めらんねぇんだ


だから早く来い

A



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洛陽決戦篇のようなものを作りたかったんです!!


急に原作ぶっ込んですんません!!

まだ暫く続きます!

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