【銀魂】約20年封印された九尾 二

六十四 ページ21

貴方視点



あれから3週間ほどたった
あいつの姿は全く見当たらない

ただ、分かることは本当にあいつはここに来ている

僕の式神が破壊されるのが理由だ


ほとんどの祠が壊されており、土佐の方に一つだけ残っていた








神様「A!!」

貴「･･･封印は？」

神様「･･･あいつはどうやら短時間で禁忌の術を習得していた」

貴「それはどういうものなんですか？」



神様「･･･自分の体を捧げて悪魔に乗っ取らせる事によって、何十倍、何百倍の力が手に入る。だから今のあいつは、あいつ自身ではない」


貴「･･･こうなったのも僕の責任です。手掛かりとかありませんか？」

神様「･･･本気なんだね」

貴「ええ」

神様「分かったよ、あいつは･･･」









貴「ありがとうございます。では、さようなら」

神様「･･･ああ」



どうか悲しい顔をしないでくださいな









それから五日後、真選組の主戦力の3人、沖田、土方、近藤がその子どもに腕、足、腹を斬られた






銀「･･･なあ、A」

貴「なんだ？」

銀「お前、何かこの件について何か知ってるんじゃないか？ここ最近のAを見ていると、何かに焦っているような気がする」

貴「･･･何でもないよ。ただ、皆が何者かにやられていってるのに何も出来ない僕に腹が立っているだけだ」

銀「･･･まあ、なにかあったら頼ってくれや」

貴「ああ･･･」




これ以上被害を出してはならない









銀時達とは関わらないようにしなければ･･･

今のあいつは僕の心から殺しにかかっている


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･･･なんか急展開ですみませんね

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