十八 ページ22
また子視点
プレゼントを買って外に出ると、隣には楽器屋があった
ここは・・・!
万斉先輩がいつも行ってる場所だ!
前に一緒に行ったことがある
もしかしたら万斉先輩居るかもしれない
貴「どうした?」
ま「上司がいるかもしれないんッスよ」
貴「君が言っていた上司か?」
ま「さっき話した上司の方じゃないッス」
貴「そうか、僕も楽器屋に用があったんだ」
ま「そうなんッスか!じゃあそのカバンの中って・・・」
貴「琴が入っている」
ま「凄いッスね!!聴いてみたいッス!!」
貴「後でな」
そんな話をしながら店を覗くと万斉先輩がいた
声をかけると万斉先輩もこっちに気付いた
Aの話をしようとすると外にあった楽器を見ていたAが入って来た
Aを呼ぶと万斉先輩は会ったことあるのか、驚いた顔をしながらAを呼んだ
Aは覚えてないんッスかねぇ・・・
貴方視点
たまたま見かけたまた子を助けると結構懐かれた
プレゼントを買いたいらしい
そう言えばあの楽器屋の隣に可愛らしい小物屋があったな・・・
そこに行ってみるか
どうやらまた子は気に入ったらしい
良かった
楽器屋にまた子の上司が居るらしい
どんな人だろう・・・
店に入る前に店前の楽器に興味を持ち、少し見ていた
中に入ると店主が声をかけてきた
そして、また子の方を向くと青い髪のロングコートを着てサングラスとヘッドホンをした男がいた
?「A・・・なのか?」
"なのか?"
・・・どこかで会ったか?
どこかで会ったかと聞くと男はしばらく黙り込んだ
貴「・・・お前、名前は?」
男が背負っていた三味線に目がいった
見覚えがある
もしかして・・・
?「河上万斉でござる」
貴「・・・万斉か」
あの子供もそんな名前だったか・・・
貴「万斉、お前子供の頃祠に来ていたか?」
万「!!ああ!」
貴「やはりか・・・大きくなったな」ナデナデ
万「〜っ!!////」
万斉の顔が真っ赤になった
撫でたのが駄目だったか?
ま「えっと・・・万斉先輩、どういう事ッスか?」
万「子供の頃に助けて貰った恩人でござるよ」
貴「恩人とまではいかないと思うがな」
ま「そうなんッスか!!」
店主はいつの間にか奥に行っており、三人で少し話していた
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作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時