十七 ページ19
また子視点
くそっ銃を取られたッス･･･
敵1「こんな所に鬼兵隊の来島また子が居るとはな」
急ごうと路地裏に行ったせいでこんな事になるとは･･･
敵2「こいつを人質に取れば俺達に手出しは出来まい」
ま「･･･」ｷﾞﾛｯ
敵5「何だ？その目は。５対１だぜ？お前に勝ち目はねぇよ」
―――死ぬ...!
貴「５対１って卑怯だろ。しかも、相手は武器を持ってないんだぞ」
敵1「誰だ!!」ﾌﾞﾝｯ
貴「よっと、危ないなぁ」
敵4「こいつの仲間か？」
貴「んー？違う。ただの通りすがりの･･･
妖怪さ」
敵3「は？―――――――」
何が起ったか分からなかった
ただ、一瞬で私は狐面の人にお姫様抱っこをされ、その人の後ろを見るとさっきの奴らが倒れていた
首の骨が折られている...
あの一瞬でどうやって･･･
気付くと降ろされていた
貴「大丈夫？」
ま「えっ、あ、大丈夫ッス」
銃を拾いながらその人は言った
貴「これ君のでしょ？」
ま「はい！ありがとうございます！」
この人の言ったことはどういう事だろう
妖怪ってどうしてだろう
この人はどんな人なんだろう･･･
ま「あ、あの！私は来島また子ッス！貴方の名前は？」
貴「八神Aだ」
ま「そうッスか！Aさん！私と友達になって欲しいッス！」
貴「えっ･･･さっきの見て怖くないのかい？」
ま「救ってくれた人だから怖いくないッス！」
貴「･･･フフッ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ま「何で撫でるんッスか///!!!」
貴「フッ、ごめんね。なんか可愛いなと思って」
ま「〜〜っっ////」
なんなんッスかこの人！
綺麗だしカッコイイし！
って、こんな事してる場合じゃないッス！
ま「私、急いでるので、またいつか！」
貴「･･･そうだ、また子」
ま「なんッスか？」
貴「こうしたほうが早いよ」
ま「え？あ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
またお姫様抱っこされたと思ったら地面一蹴りで屋根の上まで飛んだ
この人の身体能力バケモンッスね･･･
貴「何処にいきたいんだ？」
ま「えっ、でもAの用事とかあるんじゃ･･･」
貴「対した用事じゃないから大丈夫だ。行きたい場所に送ってくぞ？」
ま「あ、ありがとう。実は上司にプレゼントしたいからそれを探してて･･･」
貴「ふむ･･･いい場所がある」
そう言うとAは屋根の上を素早く走ってたった数分でいい感じの小物屋の横で屋根から降り、私を降ろして入って行った
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作者名：夜桜 | 作成日時：2018年11月25日 23時
