十二 ページ14
銀時視点
団子屋でみたらしでも食べようと思ったらAが居た
聞きてぇ事いっぱいあるけどどう話を切り出したらいいか分かんねぇよ・・・
貴「久しぶりだな」
銀「あ、ああ、久しぶり」
ああなんかテンパっちまったし・・・
普通にいつも通りでいいんだよ
自然に話題をふればいいんだ
銀「・・・」
貴「・・・」モグモグ
いやまず話題がねぇし!
てか聞きたい事がこの場で聞ける事じゃねぇし!
ああ、マジでどうしよう・・・
貴「・・・銀時、何か頼まないのか?」
そう言えば何も頼んで無かったな
・・・
金持ってくんの忘れたァァァァァァ!!
そうだよさっき何となく家から出てきただけだから何も持ってなかったんだよ!
貴「銀時?どうかしたか?」
銀「あ、いや、別に・・・」
ああもう最悪だ・・・
聞きたい事聞けねぇし、糖分足んねぇし・・・
貴「銀時」
銀「ん?なんだ?」
貴「はい、あーん」
は?え?何してんのこの子
いきなりあーんって・・・
貴「いや〜、一本多くてな食べれなんだ。迷惑じゃなかったら貰ってくれないか?」
いや全然迷惑じゃないですけど?
むしろ欲しいぐらいなんですけど?
いやいやいや、じゃなくて・・・
銀「くれるなら貰うけど、何であーんなの?俺普通に食べれるけど」
貴「うーん・・・なんとなく?」コテン
なにそれ可愛い
何この子めっちゃ可愛いんですけど
狐面してるのに溢れ出る可愛さがあるんですけど
銀「そ、それじゃあ」パクッ
貴「うまいか?」
銀「あ、ああ/////」
何これめっちゃ恥ずかしんですけど?!!?
リア充が所構わずやってるところを見た事あるけどアイツら平然とこんな事やってんの?!!
Aもよく出来るなぁ・・・
銀「てかこれ本当に食べちゃって良かったの?俺今金持ってないよ?」
貴「さっきも言っただろ、一本多かったからちょうど良かった」ニッ
昔からその性格はかわらないんだな...
・・・・・・よしっ
銀「A」
貴「ん?」
銀「家に遊びに来ないか?」
貴「いいのか?」
銀「おう、それに神楽が喜ぶんじゃねぇか?」
貴「そうか?まあ神楽や新八に久しぶりに会いたいし・・・それじゃあ行く」
銀「よしっ!あ、団子ありがとうな」ニッ
貴「フッ、ああ」
47人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時