【銀魂】約20年封印された九尾 (ページ42)

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三十七ページ42

貴方視点

どうせ銀時は手を出すなと言い始める

だったらその前に一発殴ってもいいよな

ドゴンッ!!

腹部を殴ると鳳仙ぶっ飛んで壁を貫いた

･･･少しやり過ぎが鳳仙はまだ生きてるだろ

さっき鳳仙がいた所に僕が居るから今は銀時の前に居る

貴「銀時」

銀「!･･･」

貴「後で説教だ」

銀「ひゃ、ひゃい･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

貴「･･･死ぬなよ」

銀「!!おう」

貴「月詠」

月「!」

貴「成長したな。また後で話を聞かせてくれ」

月「!ああ」

そう言って2階まで飛んで手すりに座った

それと同時に鳳仙が起き上がった

バキバキッ

鳳「まだ･･･まだだ！」

来たか･･･

戦いを見ていると、チラチラと視線を感じる

春雨第七師団団長神威

確か神楽の兄だったな

チラッと視線を送ると目が合ったが逸らされた

まあ今はどうでもいいか

しばらくすると、天井が動き出し太陽が見えてきた

終わったか･･･

鳳仙は干からびていった

そこへ、百華に背負われた日輪が来て話し始めた

今も昔も変わらねぇな日輪は･･･

パチパチパチ

神威「よ、お見事！実に鮮やかなお手前、とは言い難いなりだが、いやはや恐れ入ったよ」

可愛い顔して怖いこといいやがるな

確かにこいつの言う通りまた違うやつが夜王になるだろう

銀「変わるさ。人が変わりゃあ街も変わる。これからお天道さんの機嫌を損ねて雲から面見せなくなる日もあるだろうが、こいつらの光は、
消えねえよ」

神威「そうかい、大した自信だね。じゃあ早速この第二の夜王と開戦と･･･」

バンバンバン!!

神楽「神威ー!!!お前の相手は私アル!!」

神威「お？」

神楽「そのねじ曲がった根性!!私が叩き直してやるアル!!」

新「ダメだって神楽ちゃん!!その体じゃ無理だ！」

神楽「離すアル！駄眼鏡!!」

新「神楽ちゃん!!」

確かにその怪我じゃ無理だ

仕方ないな･･･

貴「落ち着け神楽」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

神楽「A･･･」

貴「その怪我で勝てると思うのか。まだ時間はあるし、もう会えない訳じゃねぇだろ」

神楽「そうだけど･･･」

貴「焦るな、次会った時にその拳を思いっきり入れてやれ」ｷﾞｭｰ

神楽「･･･」ｷﾞｭｯ

神威「お姉さん、強いよね」

貴「･･･」

神威「俺と戦ってよ」

神楽を離して神威に近ずいた

貴「何で兄妹なのにこんなに性格が違うんだよ･･･」ﾊｧ…