検索窓
今日:3 hit、昨日:26 hit、合計:66,064 hit

十五 ページ17

貴方視点


銀時達と泊まりたかったが、時間があと少しだった

なんの時間かと言うと、人間の姿で居られる時間だ


もうすぐで九尾になってしまう









ふむ、そろそろ時間だ






ボフンッ






煙とともに真っ白な耳と尻尾が生え、爪は鋭くなり、狐面で見えないが目は瞳孔は猫のようになる


別に銀時には見せてもいいが、神楽達がどういう反応するのか分からないからな


びっくりするかもしれないし


...怖がるかもしれない






今は11時だから道には誰も居ない




しばらく歩いていると橋がある

そこから夜空を見上げると、綺麗な満月が川上の方に見える


ふむ、見事だな...



久しぶりに歌うか

バイオリンを術で出し、歌い始めた


【イメージ曲:永遠の刹那】



ふぅ・・・

明日式神に頼んで琴を取ってきてもらおうかな
バイオリンも良いが、やっぱり琴の方が調子が出る


眠くなって来たし早く帰るか





???視点


団長にパシリにされている途中、道の真ん中で真っ白な髪の女が歩いていた


まったく、人使い荒いぜ・・・


女にどうも目が離せず、しばらく見ていたら女の周りに煙が出てきた


煙が無くなると真っ白な尻尾と耳が生えた女が居た


綺麗だ・・・

地球にゃこんな綺麗なもんがあんだな…


その女は橋を渡ろうとすると、橋の真ん中で止まり、夜空を見上げた


月明かりに照らされて真っ白な髪や尻尾が妖しく煌めき、神秘的で綺麗な光景だった

しばらく見惚れていると女は手からまた煙を出初め、煙が無くなると手にはバイオリンがあった


そして弾きながら歌い始める


〜〜♪


〜〜〜♪

〜♪


女の声は低く、耳にスッと届いた
綺麗な歌声がしばらく響くと歌い終わったのか、また道を歩いて行った


団長が見てたらめんどくさい事になってたな・・・


あ、やべぇ・・・時間が・・・

殺させる!






ハァ、ハァ、疲れた・・・

「遅かったじゃないか阿伏兎」

「ああ、少し手間取ってな」

「ふーん・・・







この俺に嘘を付くなんて100年はやーい!」ドゴォッ!!

「グハッ!!」

「まったく、いつから団長に嘘を付くようになっちゃったのかなー?」

「・・・」チーン…

「はいはい、起きた起きた。それで、何かいいもの見つけたの?」

「・・・それはまたいつか話す」

「ムゥー・・・仕方ない、この件が終わったら話してよね」

「ああ」

十六→←十四



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 九尾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。