検索窓
今日:19 hit、昨日:96 hit、合計:182,856 hit

第46話 ページ48






. LUCK




運とは



落ちるべき場所に

落ちるべき者の場所に



落ちるべくして.....










落ちてくる...____



















 3−4




Uー20日本代表 VS.青い監獄(ブルーロック)



試合終了_____












___
__
_











「覚悟しとけよ
 才能の原石共


 青い監獄(おれたち)はもう引き返せない舞台(ステージ)まで来たぞ」













『...』



「Aさん...?」







絵心が出ていくのと入れ違いに部屋に入ったAは
選手たちの視線を一身に集めていた

それはなぜか


絵心のように気を引き締めたような真剣な表情でもなく
アンリのような感極まった泣き顔でもなく


彼女はただただ、無表情だったのだ






「..え、っと...」






間違いなく今日のヒーローである潔の前で立ち止まった彼女に
全員が困惑状態だ

しかし、それもほんの一瞬で...











「い゛っ!!!???」




「「「「「え゛っ!!!!!」」」」」






なんとも表現しがたい叫び声が響き渡った






「ち、ちょ!!
 え!!!Aさん!!!??

 ああああああの!!??」






「落ち着け潔ー!!」

「くっそ羨ましすぎる...っ!!!!」

「これ何見せられてるん?」

「え、そういう関係だったの?」

「ずる」










お察しだろうか?

そう
今潔はなんと...



Aに抱きしめられているのだ






『...』






いや、抱き着かれているというほうが正しいのかもしれない


数センチほど潔の方が身長が高く
そんな彼の首に腕を回し首元に顔を埋めているのだ

潔の顔はAの首元にあり
サラサラの髪が少し顔にあたってくすぐったい


はじめての女性特有の柔らかさに石鹸のいい香りが一気に鼻腔を駆け抜け頭がくらくらしてしまう





「ぅ、ぁ、あの...Aさん離し、て...」



『潔くん』



「ぇ?」



『や、違うな...



 ねえ、世一って呼んでいい?』



「え?」




頭がまったく追いつかない

彼女はさっきから何がしたいのだろうか



わずかに離れた距離に、潔はようやっと脳が働き始めた




「え、っと
 Aさん...?」



『ねえ、いい?』



「え、あ、まあ
 はい...」



『ありがと


 あのさ、世一』

第47話→←第45話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
497人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るあ(プロフ) - 細かくて申し訳ないんですが凜は凛です💦 (2023年4月29日 15時) (レス) @page28 id: 400c031e62 (このIDを非表示/違反報告)
SHINKAI(プロフ) - 瑠璃(Aru)さん» コメントありがとうございます!そのように言って頂いてとても嬉しいです!!中々筆が進んでいませんが、頑張って更新していきますので、これからもよろしくお願い致します。 (2023年3月26日 16時) (レス) id: 9829dd467f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(Aru) - こんなに面白いのになんで伸びないんだ?めっちゃ好きです。応援してます! (2023年3月21日 9時) (レス) id: cdae4ec124 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SHINKAI | 作成日時:2023年3月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。