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第3話 ページ5

「...では

 青い監獄計画(ブルーロックプロジェクト)
 選考300名が決定しました

 彼らには数日後一斉に
 連合から強化指定選手としての招集をかけます


 日取りは...」




Aが選んできた50名
絵心は一通り目を通してからすぐにオーケーを出した

そこからすぐに詳細の決定を進めていく


絵心は耳だけそちらに

Aは300名の資料に目を通したまま


揃いも揃って態度がマイナス点である




「...
 (変なところで似てる...
 

 っていうかちゃんと聞きなさいよ!もう!)」



『詳細はアンリさんにお任せします

 私は‟入寮テスト”について考えます』


「入寮テスト?」


『300人の選考メンバーを275人までしぼります

 12人ずつの部屋で脱落者は一人
 そして残った275人を25チームに分けます』


「なるほど...

 そうすれば1チーム11人で
 試合形式の時全員が平等に出場することができますね」


『はい
 それが入寮テストの目的の一つです

 入寮テスト後の流れはまたご説明します』


「え!?」


『先に入寮テストで割り振るためのランキングを決めます』


「決めます、って...

 どうやって...」


『データは少ないですけど

 全員分の試合映像見せてください
 2週間待っていただければ十分なので』


「え?え?あの...え?」


『アンリさん練習試合とか見に行ってたんですよね?』


「え、は、はい」


『じゃあちょっと手伝ってください


 兄さん映像見れる部屋とかあるの?』


「アンリちゃん案内してあげて」


『アンリさん行きましょ』


「え...?あ、はい...」




Aとアンリは知り合ってまだ日が浅い

しかも交流した時間など2、3日程度だ


Aのこの強引さについてこれるわけもなく、アンリは腕を引かれるまま部屋を出た












「私、うまくやっていけるかな...」


『?
 
 何か言いました?』




「いえ...なにも...」




『?』





女二人

うまく関係を築けるだろうか...?






『っていうかアンリさんじゃなくてアンリちゃんって呼んでもいいですか?

 で、私のこともAって呼んでください』


「え?突然」


『アンリさん可愛いし綺麗だから私仲良くなりたいです』


「え...
 よ、よろしくお願い致します」


『急に堅苦しいですね』


「(か、かわいすぎる...っ)」




...案外上手くいきそうである

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るあ(プロフ) - 細かくて申し訳ないんですが凜は凛です💦 (2023年4月29日 15時) (レス) @page28 id: 400c031e62 (このIDを非表示/違反報告)
SHINKAI(プロフ) - 瑠璃(Aru)さん» コメントありがとうございます!そのように言って頂いてとても嬉しいです!!中々筆が進んでいませんが、頑張って更新していきますので、これからもよろしくお願い致します。 (2023年3月26日 16時) (レス) id: 9829dd467f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(Aru) - こんなに面白いのになんで伸びないんだ?めっちゃ好きです。応援してます! (2023年3月21日 9時) (レス) id: cdae4ec124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SHINKAI | 作成日時:2023年3月9日 23時

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