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私は、蓮先輩と話した事を嘉将に伝えた
「え、まじか…OKしたんだ…」
「え、まずかった？
てっきり嘉将とも仲良い先輩かと思って…」
「いや、…でも来るの田中先輩だけだよね？」
「うん、そうだよ」
「なら、まあ大丈夫か…」
思いつめた表情になった嘉将に、
軽率な事したかなって少し自分を悔いた
.
嘉将は約束の前日にはケロっとしてて…
まあ蓮先輩もいい先輩だし、
あの時は嘉将の気分がのらなかっただけか
…そう自分の中で解決した
「嘉将の服、借りよっかなー笑」
「えー、また？笑…まあいいけど笑」
同じベッドでこうやって向き合う時間、
こんな一コマに幸せを感じる。
母を亡くして、心の整理がつきつつあるのも
嘉将の温もりがそばにあったからかも
…
「好きー///」
「急だね笑、…俺も好きだよ///笑」
優しく唇が重なって、次第に深くなると
ゆっくり肌と肌を重ね合った
そして首筋に感じるチクリとした痛み、、
…
「明日は俺から離れないこと、分かった？」
「うん、」
.
翌朝、髪の毛を巻いてると見える赤い印…
チクリとした痛み、これだったのか。
でも、…ちょっとこれはまずくないか？
そんなのお構いなしの嘉将は、
私の服を見繕って持ってきてくれる
シンクロコーデみたいになってるけど、
久々に嘉将との外出だからむしろ嬉しくて。
早々に支度を終え急かす私に、蓮先輩からの連絡
確認すると、どうやら一人増えるらしい。
そのことを伝えると、顔色が変わる嘉将
やっぱ行くの止めようって言うから
なんで？って聞くも答えてはくれない
少し不穏な空気に、謝ろうとした時
ごめん行こう、と手を握り家を後にした
結局なにが嫌だったのか分からぬまま、
集合場所に着いた私は全てを悟った
私たちに気付くなり、
蓮先輩の横で笑顔で手を振るあの子
「…なんであの子…」
「ごめん…だから止めようって…」
「…ちゃんと言ってよ！…ばかっ、」
蓮先輩の妹があの子だってことも
一人増えるのがあの子かもしれないってことも
なんで知りながら隠してたの？
なんで後々から知る事が残酷な事ばっかなの？
…なんでこんなことになるの…
…ﾊｧﾊｧｯ、
…ここ、…どこ？
怒りに身を任せ、繋がれてた手を振り解き
気付けば知らない場所にいた
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
