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年も明け、久々にバイトの日
臣さんに恋愛相談にのってもらっていた
「…それは言った方がいいと思うな〜」
「でも正直に、イヴの日に壱馬とツリー見てプレゼントもらった、なんて言ったら傷つきません？」
「でも内緒にされたまま、後から知るのはもっと辛いとけどな、俺は。」
「私…秘密にしとくのが嘉将のためだと…」
「傷付けたくなくて、だよね？
…でも、やましい気持ちがあったから？とか疑ったりしない？内緒にされてたら。」
確かに、秘密にされてら嫌かも。
言わない事が優しさなんて、間違ってたんだ…
「すでに嘉将を傷付けてるんだ、私。」
「まあ恋愛に失敗はつきものだよ！
喧嘩になってもいいから話してみたら？」
嘉将と喧嘩か…
全く想像がつかないけど、、
でもちゃんと正直に話さないとだよね…
じゃないと、あのスノードームも飾りにくいし。
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…ｺﾝｺﾝｯ
「…嘉将、ちょっと話せる？」
部屋を覗くと漫画を読んでた嘉将
「A。どうぞ笑」
壱馬からもらったスノードームを手に、部屋へと入るとベッドに座った
「なに持ってきたの？笑」
「あのね…イヴの日の事なんだけどね…」
「うん、バイトで遅くなった日？」
「それがね…実はバイト夕方には終わってて、…
壱馬とね、ツリーを…」
「待った！…もう言わなくても分かる…
そういう事か、…それも貰った、んだね？」
「そぅ…今まで言えなくてごめん。」
そう言うとフワッと嘉将に包まれた
怒らないの？、そう聞くと笑っていた
「…ほんとはめっちゃ嫌に決まってる。
でも壱馬と話すななんて無理でしょ？
友達やめろ、なんて出来ないでしょ？」
やっぱり…我慢させてんだ…
改めて、自分のダメさを知った…
「…なぁA。
ちゃんと俺だけを見てくれてる？…」
少し悲しげな表情の嘉将に、戸惑い、自分の愚かさを再確認させられた
ベッドへと沈められ、そのまま肌を重ねた私たち
嘉将からの愛情を受け止めながら
当たり前になりつつある幸せを感じていた
翌朝、通知を知らせる振動で目を覚ますと
まだ眠る嘉将を起こさまいとスマホを手にした
…なにこれ、、
まさか…あの子と繋がってたの？
…言わない事が相手への優しさ
自分のバカだった考えを身をもって知る事になった
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rin.(プロフ) - 彩実さん» ありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいですし、俄然やる気が湧きます(^^) (2021年2月17日 21時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
彩実(プロフ) - 沢山お話ししたいです (2021年2月16日 23時) (レス) id: 5bb01dc092 (このIDを非表示/違反報告)
彩実(プロフ) - めっちゃ楽しく読ませていただいています! (2021年2月16日 23時) (レス) id: 5bb01dc092 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - ゆりかさん» コメントありがとうございます！最後まで楽しんで頂けるよう頑張ります。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 壱馬くんと結ばれて欲しいです！！ (2020年4月19日 1時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年3月1日 11時
