あの兄弟のマフィアの妹は… 2 【2BRO】 (ページ8)

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54話ページ8

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A「それで、私を復讐して、その後は？」

水谷ボス「その後私は、裏社会の頂点に立つ。私の邪魔をする者も、敵も一掃してな！！」

A「私たちは、その計画を実行されたら困るから止めた……

　裏社会の頂点に立ってなにになるの！？あなただけが満足するだけじゃない！」

水谷ボス「黙れ！お前にはわからないのだ！

　裏社会の頂点に立つというものをな…！」

水谷のボスは、懐から“あるもの”を取り出した。

水谷ボス「…これがなにかわかるかな？」

水谷のボスが、手に持っているもの…それは少し大きめの黒いなにか…

おっつんが、目を凝らしてみると

おついち「まさか、爆弾…！？」

A･兄者･弟者「「「！？」」」

水谷ボス「正解、でも、この爆弾はただのあいさつ代わり。

　次に会うときは、もっと強いのをあげるよ。」

水谷のボスは、笑いながらそう言う。

水谷ボス「……タイマーは、1分に設定した。

　キミたち4人だけ逃げなよ。」

1分…！？ここが爆発って…逃げなきゃ…！

桜田ボス「な、なぁ…俺は…俺は一体どうすればいい！？」

水谷ボス「ああ、問題ないよ。」

水谷のボスはそう言い、桜田のボスに銃口を向けた

水谷ボス「キミはここで、消えるんだからさ。」

　バンッ、バンッ！

A「えっ…？」

水谷のボスは、桜田のボスを銃で撃った。

桜田のボスは、ピクリと動かなくなった。

A「な、なんで…」

水谷ボス「言っただろう？処分が決まったって…

　 …負けを認めた者は、もう使えない、捨てるしかないんだ。」

弟者「こいつ……！」

弟兄は、水谷のボスに殴りかかろうとする。

兄者「弟者！やめろ！今は逃げるぞ！」

弟者「けど、兄者！」

おついち「弟者くん！」

弟者「…！」

A「弟兄…弟兄が思ってることは私も一緒だよ。

　でも、今は逃げなきゃ…早くしないと、私たちはやられちゃう…」

弟者「…わかった」

兄者「窓から行くぞ！A、俺に捕まってろっ！」

A「うん！」

私は、お兄ちゃんに抱えられた。

私たちは、窓から降り無事に生還できた。

――屋敷は、崩されて。