【進撃】人類最強と私と調査兵団３【トリップ】 (ページ9)

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街外れの門の脇に馬を繋いで、ジャケットを腕にかけて街に入る。

アクセサリーを買いに行く前に、必要物資が先だ。

贔屓にしてる商会に入ると、店主は目を丸くした。

「おやいらっしゃ…これは、兵士長殿がいらっしゃるとは」

リヴァイ「…お守りだ」

A「ひどくないですか。あ、注文いいですか」

「ああ、いいとも。お二人、もしかしてこのあとご用事でもあるんで？」

ここの店主は大商会の人間にしては珍しく、性根が腐ってない好いおじさんだ。

兵長の目付きにも怯まずさっぱりと話しかけてくる。

A「なんかこのあと、アクセサリー買いに行くんですよ」

「アクセサリー？」

A「はい。いいお店ありますか？私も兵長も詳しくないから」

と、店主がいきなり私と兵長を交互に見比べた。

なんか焦ってるみたいだけど。

兵長のほうに目を向けると、呆れたように嘆息。なんで。

「い、いい店ね。じゃあちょっと地図書いてあげるから、そこがいいよ、うん」

A「あ、ありがとうございます」

「品物は全部本部に届けるから、二人で行ってきなさいゆっくりとね」

A「えっいえそんなわざわざ…」

「いいからいいから。はいこれ地図」

簡単な地図が書き込まれた紙切れを押し付けるように渡される。

「なんなら兵士長殿に選んでもらいなさい。じゃ、毎度ー」

そんな感じで見送られて、商会を後にした。

…なんかおじさん、勘違いしてないか？

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