【進撃】人類最強と私と調査兵団３【トリップ】 (ページ18)

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～Aside～

ペトラ「あら、Aそれ、ペンダント？」

兵長と買い出しに行った翌日、

古城の廊下で会ったペトラさんが目敏く私のつけるペンダントを見つけた。

さすが女性、って感じだな。

A「あ、はい」

ペトラ「意外ね、そういうの好きじゃなさそうだと思ってたわ」

A「まぁ別に好きじゃないですけど、自由の翼でしたし…」

兵長が買ってくれたし。

と言うか？ペトラさんの前で？

兵長クラスタだぞペトラさん。本気で恋愛感情なのかはわかんないけど。

ペトラ「あ、本当だ。綺麗ね」

A「ですよね、男性が着けても平気そうなデザインですし、なんか気に入って」

チャリ、と首元にかかるそれを指で弄る。

と、

リヴァイ「………」

階段から兵長が姿を現した。

ペトラ「おはようございます、兵長」

A「あ、おはようございます」

リヴァイ「ああ…」

兵長の視線がチラリと私の胸元へいく。

もちろん、視線の先にはペンダントだ。

リヴァイ「…ちゃんと着けてるじゃねぇか」

A「えっ、いや、だって、あの、まぁ、せっかくですし…」

リヴァイ「…………悪くねぇ」

ふわ、と兵長の表情が少しだけ和らいだ、ような気がした。

待った、待った待った待ってください兵長。

その表情は何というか、

少しはにかむような、

愛おしげというか、

とにかく反則です。

ペトラ「え、あの…？」

リヴァイ「ああ…昨日コイツが物欲しそうに見ていたんでな」

ペトラ「ももももしかしてっ、へ、兵長が買われたんですか…っ？」

ちょ、ペトラさんテンパっちゃってますけど兵長。

どうするんです兵長！！

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