終活 ページ8
次の日、Aがスマホを見せながら
お墓を決めておこう、と言い出した。
そ「早くないか?」
「んー、そうなんですけどね。
私達の歳ですでにお墓を決めてるっていう人達結構いるみたいで。」
そ「見に行ってみるか?」
「はい!」
*
「やっぱり、お墓って高いですねー」
そ「だな。でもこの黒い大理石のやつは
少し安いんだな。」
「ほんとですね!綺麗なのに不思議です。」
そ「素材か?俺らには違いが分からないな。」
店「その大理石、海外の輸入品でしてね。
安価で手に入れたものなんですよ。
それと、今契約していただければさらに安くなりますよ。」
「へぇ!そらるさん!!」
そ「ちょ、決断早い」
「いいじゃないですかー!」
そ「…すいません、これ契約お願いします」
店「ありがとうございます」
*
そ「ほんと、お前はすぐに何でもかんでもするな。」
「えへへ」
まぁ、そこも可愛いんだけどな。
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しゃけご飯(プロフ) - 夢主ちゃんが倒れた時、思わずえっと呟いてしまいました。短編の小説の中で作者様の言いたいこと、伝えたいことがよく分かりました。親戚の方のご冥福をお祈りします<(_ _)> (2019年5月17日 0時) (レス) id: 459be71871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sugar | 作成日時:2019年5月6日 21時