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長いと思った一週間 ページ4

A「あっ、(人5)さん」

(人1)「ひっ!(人4)!?」

(人1)様が一気に焦りだした

(人5)「どこで何をしてたかと思えば…!どれだけ仕事が残っていると思ってるんですか!」

ぐいっと(人1)様の耳を掴み、笑顔で言い放った
だがその笑顔はどことなく引き攣っている

(人1)「い、痛い痛い!耳…ちぎれる!!Aちゃん助けて!」

(人5)「あ、A様…(人1)様がまたもご迷惑をおかけして申し訳ありません」

(人5)さんが礼儀正しく頭を下げ、謝ってきた

A「いえいえ、(人5)さんが謝る事ではございませんよ。早くそのバカを引き取ってください」

(人1)「酷い!!」

(人5)「えぇ、そのつもりです。では失礼します」

そう言って、(人1)様の耳を引っ張って時空のホールへと行ってしまった

A「(結局こうなるんだったら最初から来なければいいのになぁ)」

その後、何も無かったように家に帰った



あれから一週間が経過した。

あれだけ毎日のように顔を出していたのに、一週間も姿を見せないとなると流石に心配になってしまう

A「(どーしたんだろ)」

教室で窓の外を眺めていると、登校してきた優子が早々に私の肩を掴み激しく揺さぶった

優子「どういうこと!?何で突然一週間も現れないわけ!?」

A「おち、落ち着いて!」

優子だけじゃなく、休み時間ごとにいろんな生徒から訪ねられ同じような質問をされた

A「(忘れてた!(人1)様にはファンが多いんだった!)」

放課後になり、逃げるようにして家へ帰った


A「散々な1日だった…」

部屋のベッドの上でげんなりしていると、ベランダに時空のホールが現れた

そこから出てきたのは(人1)様だった

A「っ!」

私は反射的に立ち上がってベランダの方に駆け寄り、窓を開けた

開けたと同時に(人1)様に思い切り抱きつかれた

(人1)「Aちゃぁぁん!会いたかったよぉぉ!!」

A「ちょ、ちょっと!(人1)様!」

(人1)様を宥めながら部屋に入れた

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作者名:糸くま | 作成日時:2022年11月24日 3時

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