15.体調不良(神宮寺勇太) ページ15
岸side
中々、寝ない神宮寺…。
熱が高いからかな…？
俺…上半身…裸なんだよね…。
岸｢寝れないか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
さっき、少しだけ痰が出たから、ｺﾞﾛｺﾞﾛ感は大丈夫そうだけど…。
岸｢俺、リビングの掃除してくるから、寝れたら寝とけよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
寝室のドアを半開きにして、俺はリビングへ。
さてと…掃除しますか…。
とりあえず、キッチンタオルで拭き取ってと…。
レザータイプのソファーで助かった…。
…。
…気持ち悪かったのかな？
咳き込んで吐いた感じではなかったけど…。
…。
消毒もして、掃除終了。
ゴミをまとめてと…。
次は、洗濯だ…。
俺のＴシャツは…捨てるか…。
すげぇ…量…。
タオルを手洗いして、ハイターに浸けて…。
…とりあえず…寝よ…。
体温計を持って、静かに寝室へ入ると、神宮寺…寝れてる…。
神｢Zzz…。｣
神宮寺のＴシャツを拝借してと…。
今何時だ…？
05時30分過ぎてる…。
早く寝よ…。
Zzz…。
Zzz…。
神side
ん〜…。
ﾊｧﾊｧﾊｧ…暑い…。
凄く…暑い…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
毛布…暑い…。
岸side
…ん？
隣で神宮寺がモゾモゾ動いてるのに、気付いた…。
岸｢どうした？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…暑い…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢暑い？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
暑いって言うから、毛布を捲ってあげたら、今度は｢寒い｣って言い始めた。
とりあえず、熱測るか…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
ピピピ…。
39.5℃…。
岸｢神宮寺？水分補給しよ？な？｣
上半身だけ起こしてあげて、支えながら水分補給をさせた。
神｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
岸｢よしよし…。｣
すげぇ、飲んでる…。
神｢げぼっげぼっ…。｣
マジか…。
タオル準備しててよかった…。
岸｢少しずつ飲め？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
ほとんど、逆流してきたから、全然水分補給出来てない…。
岸｢神宮寺？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢神宮寺？聞こえてるか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッゲホッゲホッ…。｣
岸｢よしよし…。大丈夫だから？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
病院…。
紫耀が来てから決めるか…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
