14.体調不良(神宮寺勇太) ページ14
神side
…？
何か…気持ち悪い…。
げぼっ…。
岸side
…？
何か…背中に温かいものが…。
しかも、何か…垂れてる…？
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…げぼっ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
…ちょっと待てよ…。
におい的に…。
岸｢神宮寺？もしかして…吐いた？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
吐いたな…。
背中…めっちゃ変な感じする…。
岸｢よしよし…。スッキリしたら、教えてな？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
スッキリしたかな？
岸｢神宮寺？ちょっと、ソファーから下ろすぞ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッ…。｣
ゆっくりソファーから下りて、神宮寺をソファーに寄りかからせた。
岸｢キツいだろうけど、少しここに座っててな？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…。｣
寒くないようにブランケットで包んでやってと…。
神宮寺の口元はもちろんだけど、ソファー見たら、背もたれに、嘔吐物がもろ付いてた。
たぶん…俺の背中も…こんな感じなんだろうな…。
頑張って見てみたら、ベッタリ付いてた…。
神宮寺が吐いたやつが…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…おぇ…。｣
岸｢ちょっと待て!!ちょっと待て!!｣
急いで、キッチンから袋を持って来て、神宮寺の口元へ。
神｢げぼっ…うぅ…。｣
岸｢大丈夫だから、全部吐け？｣
神｢げぼっ…。｣
ビチャビチャって音がしたから、出てるな…。
水分補給…いっぱいしたもんな…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…。｣
岸｢痰、出そうなら出していいぞ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
袋から顔を離したから、とりあえず、袋の口を縛るか…。
神宮寺にちょっと待っててもらって、髪に付かないように、Ｔシャツを脱いだ。
おぉ…。
背中にめっちゃ…もろのやつが…。
とりあえず、丸めてと…。
岸｢神宮寺？うがいしてから、ベッドで寝よ？な？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
掃除は神宮寺を寝かせてからだな…。
うがいしてる時に、嘔吐きまくったけど、少しだけ痰が出た。
めっちゃ黄色かったから、風邪こじらせてるな…神宮寺…。
寝室に連れて行って、アイスノンを新しいのと取り替えてと…。
岸｢ちょっとだけ水分補給してな？｣
神｢ｺﾞｸｺﾞｸ…。…もう、いらない…。｣
岸｢よしよし。気分はどうだ？｣
神｢大丈夫…。ゲホッゲホッ…。｣
岸｢横になれるか？｣
神｢…ｺｸﾘ。ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…。｣
また吐くかな…？
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
