13.体調不良(神宮寺勇太) ページ13
岸side
リビングに行ったら、真っ暗な中、ソファーに人影が…。
ん？
神宮寺？
何でここにいるんだ？
岸｢神宮寺？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…。｣
岸｢どうした？｣
神｢ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ゲホッゲホッ…。｣
おでこ触ったら、凄く熱い…。
ちょっと体温計持ってくるか…。
急いで寝室に体温計を取りに行って、リビングに戻った。
岸｢神宮寺？ちょっと熱測るぞ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
体温計の数字がグングン上がっていく…。
ピピピ…。
39.1℃。
ヤバいな…。
水分補給…水分補給…。
岸｢神宮寺？ポカリ飲め？な？｣
神｢ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…。｣
岸｢少しだけでいいから？｣
神｢ｺﾞｸｺﾞｸ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…。｣
ずっとソファーの背もたれに伏せてる神宮寺…。
岸｢身体どうある？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…。｣
岸｢苦しいか？｣
神｢#＠*$…ゲホッゲホッ…。｣
岸｢ハッキリ喋ろ!?な!?｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…寝てるの…苦しい…ゲホッゲホッ…。｣
岸｢よしよし…。わかった。｣
横になってるのがキツいから、ソファーの背もたれを使って、寝てたのか…。
とりあえず、汗かいてるから、着替えさせてから、俺もここで寝よ…。
岸｢神宮寺？汗かいてるから、着替えるぞ？｣
神｢ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…。｣
手早く着替えさせて、冷えピタも交換して、もう１回だけ水分補給をさせた。
前抱きで寝かせようかな…？
何かキツそうな体勢で寝づらそうだし…。
岸｢神宮寺？こっちにおいで？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ゲホッゲホッ…。｣
よいしょっと…。
ブランケットを掛けてと…。
岸｢寝れたら寝ろ？｣
神｢ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
神宮寺の身体…凄く熱い…。
背中をトントンしたり、さすったり…。
神｢ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…Zzz…ゲホッ…Zzz…。｣
寝たかな？
背中を触る度に、痰が絡んでｺﾞﾛｺﾞﾛしてる感じが凄くわかる…。
03時30分過ぎか…。
早く寝よ…。
Zzz…。
Zzz…。
ﾁｸﾀｸ…ﾁｸﾀｸ…。
ﾁｸﾀｸ…ﾁｸﾀｸ…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
